ファイザー、新機序の潰瘍性大腸炎治療薬を申請

スフィンゴシン 1-リン酸受容体調節薬etrasimod

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 ファイザーは6月28日、スフィンゴシン 1-リン酸受容体(S1P1,4,5)調節薬etrasimodについて、潰瘍性大腸炎(UC)の治療薬として日本での製造販売承認申請を行ったと発表した(関連記事:「S1P受容体薬が潰瘍性大腸炎に有効」)。

 今回の申請は、中等症〜重症の活動期UC患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(ELEVATE UC 52、同12)の結果などに基づくもの。同薬は主要評価項目である12週および52週の治療後における臨床的寛解率でプラセボに対する優越性を示し、安全性プロファイルも良好だった。

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