脂肪肝とサルコペニアの悪循環を断ち切れ! MASHは全身に悪影響を及ぼす 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 昨年(2023年)、脂肪性肝疾患のうち非アルコール性脂肪性肝疾患の名称がNAFLD(nonalcoholic fatty liver disease)から代謝性の肝疾患を意味するMASLD(metabolic dysfunction associated steatotic liver disease)に変更にされたことが欧州肝臓学会国際肝臓学会議(EASL-ILC)2023で発表された(日本名は未決定)。佐賀大学肝臓・糖尿病・内分泌内科特任教授で、同大学病院肝疾患センターセンター長の高橋宏和氏は、第24回日本抗加齢医学会(5月31日~6月2日)でMASLDの病態と動脈硬化、糖尿病性腎症、サルコペニアとの関連について解説。「動脈硬化や腎疾患は肝線維化の進展に関連する可能性があり、骨格筋量の減少による肝臓の免疫能低下が確認されている。特にサルコペニアでは悪循環を断ち切る介入法の研究が必要だ」と述べた(関連記事:「高脂血症薬がNAFLDのサルコペニア抑制か」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×