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【其の一】困った患者にこそ「共感」を

 2016年04月15日 07:00
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  医師という仕事をしていると,対応に困る患者には必ず遭遇することと思います。しかし,医師と患者との関係性やコミュニケーションは常に,その相互作用から生み出されるものですので,一見「対応の難しい患者」と思えても,それを生み出しているのはこちら側であるかもしれません。「難しい患者」というよりは「難しい状況」あるいは「難しい医療面接」という表現がより適切でしょう。医療コミュニケーション的には「difficult patient encounter」(難しい患者面接)と呼ぶこともあります。

  あなた自身が「患者」になったと考えて,以下の2つのケースを見てみましょう。

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