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【認知症】進む「未発症」への治療介入

無症状の「超早期」も対象に臨床試験相次ぐ

 2016年09月29日 07:30
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岩田氏 健康人と認知症との中間、いわばグレーゾーンに位置する軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment;MCI)。MCIは日常生活に差し支えない程度の認知機能の低下が認められた状態であり,将来的に認知症に進展するリスクはあるが抗認知症薬の有効性は証明されていないため、薬剤による治療介入は行わないのが現在の原則だ。しかし、MCIの一部は3〜5年以内にアルツハイマー型認知症に進展することなどから、近年は欧米をはじめ日本でもMCIや無症状のMCI以前の超早期〔プレクリニカルアルツハイマー病(AD)〕からアルツハイマー型認知症への進展予防や症状の進行抑制などを目的とした治療介入の必要性が叫ばれている。こうした中、MCIや超早期を対象とした臨床研究が国内外で始められている。日本での臨床研究に携わる東京大学大学院神経内科学講師で、同大学病院神経内科特別外来メモリークリニックの岩田淳氏に、MCIおよび超早期に対する治療介入の意義や臨床研究の動向を聞いた。

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