メニューを開く 検索を開く ログイン

【システムメンテナンスのお知らせ】12月4日20時半〜12月5日終日、Medical Tribuneウェブの全てのサービスをご利用いただくことができません。メンテナンス終了後は、再度ログインが必要となります。併せて、12月5日〜数日の間に会員情報を変更された場合、反映までにお時間を頂く場合がございます。予めご了承ください。

ホーム »  連載・特集 »  編集こぼれ話 »  ワシントンD.C.と2つのトランプ

編集こぼれ話 編集こぼれ話

ワシントンD.C.と2つのトランプ

 2017年03月28日 07:00
プッシュ通知を受取る

 第66回米国心臓病学会年次集会(ACC2017)の取材に行ってきました。開催地は、今何かと話題を振りまくトランプ新大統領のお膝元・ワシントンD.C.。新たなリーダーを迎え、さぞや熱気に溢れた街なのだろうと思っていたのですが、到着日の気温は氷点下2℃!そこかしこに雪が残り、冷たいビル風が容赦なく吹き付けてきます。日本と同じ感覚でスプリングコートを羽織ってきてしまい、ガタガタ震えながら後悔していました。

 そんな寒いD.C.で開かれたACC2017ですが、発表内容はホットでした。特にPCSK9阻害薬エボロクマブの第Ⅲ相臨床試験・FOURIERの結果が発表されるセッションでは、セッションが始まる1時間前の早朝7時から多数の参加者や報道陣が詰めかける盛況ぶりで、その注目度の高さがうかがえました。

 試験の結果については「PCSK9阻害薬で初、心血管イベント抑制」で紹介している通り、ポジティブな結果が示されました。また、翌日にはFOURIER試験の対象者における同薬の認知機能への影響を検討したEBBINGHAUS試験の結果も発表され(「PCSK9阻害薬+スタチン、認知機能に害なし」)、こちらもポジティブな結果が報告されました。
 しかし同薬は薬価の高さも指摘されているため、高コレステロール血症治療の切り札となりうるのか、さらなる検証が求められます。

 ちなみに英語では切り札のことを"トランプ"というそうです。D.C.で示されたもう1つの"トランプ"の可能性、これからも注視していきたいと思います。

陶山 慎晃

■関連記事

PCSK9阻害薬で初、心血管イベント抑制

PCSK9阻害薬+スタチン、認知機能に害なし

心不全の新クラス薬、糖尿病例の血糖も改善

ワンクリックアンケート

先生の施設ではスタッフの年末賞与、昨年に比べて

当日人気記事TOP10(医師)

医療関係者の皆さまへ

新型コロナ感染症が蔓延するなか、メディカルトリビューンは医療現場で奮闘する関係者に敬意と感謝を表します。この感染症が一日も早く終息し、新しい医療が構築されるよう、メディカルトリビューンは最新の情報を発信していきます。

 

ホーム »  連載・特集 »  編集こぼれ話 »  ワシントンD.C.と2つのトランプ