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間違いだらけの医療経営 間違いだらけの医療経営

医療機関にもっとマネジメントを

ハイズ株式会社 裵 英洙

 2017年04月20日 12:00

マーケットは飽和傾向に近づき、廃業は増えている

 医療機関の経営が厳しい時代だ。

 クリニックの総数は10万軒を超えた。街じゅう至るところで見かけるコンビニエンスストアでさえも、5万5,000軒をようやく超えたところだ。クリニックはほぼその倍である。

 クリニックの開業動向を見てみよう。「平成25年(2013)医療施設(動態)調査・病院報告の概況(厚生労働省)」によると、毎年5,000軒以上の開業医が誕生していることが分かる()。

図. 一般診療所の開設・再開、廃止・休止の年次推移

〔「平成25年(2013)医療施設(動態)調査・病院報告の概況(厚生労働省)」を基にハイズ作成〕

 一国一城の主になる夢を抱き、安定の勤務医生活を捨て、多額の負債を背負って挑戦する医師が毎年5,000人以上いるわけだ。ここ数年は、開設軒数は5,000軒辺りで横ばいであるものの、廃止軒数は増加傾向にある。そして、開設から廃止を引いた差分(純増軒数)は、低下傾向にある。マーケットは飽和傾向に近づき、廃業は増えている。廃業する理由は多々あるが、一昔前ほど、楽に経営を維持できる時代ではなさそうだ。

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