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「こんにちは赤ちゃん」のために...妊娠中からメンタル管理

 2017年05月10日 11:40

 妊娠・出産・子供の誕生は、大きな喜びを持って迎え入れられる人生のイベントと言えるでしょう。しかし無事に出産を終えるには、妊娠中からさまざまな管理があってなしえるということが、『産婦人科診療ガイドライン 産科編2017』から伺えます。

 3年ぶりの改訂となった同ガイドライン。今回、うつ病に関する項目は産後だけでなく、妊娠中についても設けられました。国内の大規模疫学調査はまだありませんが、うつ病、不安障害は妊娠期に多いことが指摘され、産後のうつ病と関連することなどが報告されたためです。冒頭に書いたこととは裏腹に、望まれない妊娠があるのも事実で、そのために悪化した家族関係が産後のうつ病の原因にもなることも。つまり妊婦健診では、身体的疾患だけでなく、精神的側面も留意する、ということになります。

 さらに、妊娠中の飲酒についても同ガイドラインで初めて言及されました。妊娠中の飲酒経験者の頻度は低下傾向にはあるものの、存在することも確かなのです。

 ところで、メディカルトリビューンはこの3月に東京・虎ノ門に移転しました。ここ港区のオフィス街では新社会人に遭遇します。こんにちは赤ちゃんならぬ、こんにちは新社会人さんです。「いろいろあっても乗り越えてほしい」「社会の役に立つ人になってほしい」という思いを託される点では、新生児も新社会人も同じかもしれません。

(田上玲子)

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