オザグレル、エダラボンは海外で脳梗塞に使用されていない!
The Lancetに脳卒中(stroke)のセミナーがありました(2017; 389: 641-654)。
最重要点は次の7点です。
- オザグレル、エダラボンは海外では脳梗塞に使用されていない
- 先進国では、SCU(stroke care unit)で治療すると脳卒中再発率は8割減少
- 脳梗塞で有効なのは即座のアスピリン160~300㎎、心房細動でのワルファリン
- 脳梗塞で有効なのはt-PA、stent retriever、頸動脈内膜切除、頸動脈ステント!
- MCA梗塞に頭蓋骨半切除で死亡率は改善するが遺残障害は強い
- テント上脳出血はGCS 9~12の時のみ発症8時間以内手術は有効かも
- テント下脳出血はGCS<14、径30~40mm以下、容積7cm3以下、第4脳室閉塞で手術
この総説で気になったのは「多くの神経保護薬、例えばシチコリン (ニコリン)、高用量アルブミン、硫化マグネシウムなどはいずれも効果がなかった。また低体温療法も勧められない」とはありますが、オザグレル(商品名カタクロット、キサンボン)やエダラボン(ラジカット)には全く触れられていません。欧米でこれらの薬剤が脳卒中で使用されることはありません。ただ最近、エダラボンのALSでの使用が認可されたようです(関連記事)。
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仲田 和正(なかた かずまさ)
西伊豆健育会病院病院長。1978年に自治医科大学卒業、静岡県立中央病院(現静岡県立総合病院)全科ローテート研修、1980年に浜松医科大学麻酔科研修(4~9月)、静岡県国民健康保険佐久間病院外科・整形外科。1984年に自治医科大学整形外科、大学院、1988年に静岡県島田市民病院整形外科、1991年に静岡県西伊豆病院整形外科。
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