メニューを開く 検索を開く ログイン

会員の方はログイン

MTPro旧MTPro会員の方はそのままでログインできます

初めてご利用ですか?(ご利用無料)

新規登録(約1分で完了)

登録いただくと全文で記事を閲覧いただけます

ホーム »  連載・特集 »  編集こぼれ話 »  「ナスのとげ」で救急車要請

編集こぼれ話 編集こぼれ話

「ナスのとげ」で救急車要請

 2017年06月14日 07:00

 第20回日本臨床救急医学会で「救急車の適正使用」について取材し、記事にまとめました。この記事では、東京都における救急頻回要請者の実態調査の結果から、頻回要請者の多くが精神疾患を既往していたことなどを紹介しました。  

 このほかに同学会では、救急車利用の必要性が低いと感じられる事例に関して学会参加者を対象としたアンケートが行われ、その結果が会長の帝京大学救急医学講座主任教授の坂本哲也氏から報告されました。そこで挙げられていたのは、「子供が熱を出したが、家族がすでにお酒をのんでいて自家用車を使えない」とか、「ナスのとげ(!)が刺さって痛い」などの明らかに緊急性が低い理由で、いわばタクシー代わりに救急車を要請している事例の数々でした。

 年間200回も救急車を要請する人がいることにも驚きましたが、こうした救急車の不適切な使用の実態にあらためて危機感を感じます。私自身も含め、一般市民の認識がまだまだ不十分なように思います。

 また今回の記事に対するコメントには「救急車有料制の導入」を求める意見が多く寄せられましたが、学会参加者へのアンケートでも有料化のほか、現在の救急医療制度の改革を求めるさまざまな提言が寄せられていました。医療機関側からすると「救急隊からも指導してほしい」といった意見もありました。救急搬送患者数の多寡により医療機関への補助金や診療報酬に格差が付くことから、救急搬送患者数が多いことが医療機関のある種のステータスになっているのではないか、という見方もあるようです。

 なお救急車の適正使用の問題は、救急車による転院搬送の問題もありますが、こちらについても続報予定です。

髙田 あや

■関連記事

救急車の頻回要請者、平均年60回、多いと200回

…この続きを読むには、ログインまたは会員登録をしてください

セミナー開催情報

ランキング

  1. 1

    脳梗塞と誤認されたフグ毒中毒の症例

  2. 2

    真夏の夜の夢

  3. 3

    ASCO2017 がん免疫療法のトピックス

  4. 4

    8学会で抗菌薬適正使用を支援

  5. 5

    重症産後うつ病に有望な注射薬は?

  6. 6

    2050年に世界で1億1,500万人が失明

  7. 7

    開業に必要な3つの「決めるべきこと」

  8. 8

    生薬の"染色体毒性"を防いで流産防止

  9. 9

    米国のてんかん患者数が増加、CDC・2015年推計

  10. 10

    家庭血圧の日々変動が認知症発症リスクに

  11. アクセスランキング一覧 
  1. 1

    "HDL-C上昇薬"の悲劇と不可解

  2. 2

    漢方生薬、記載のない重大リスクも

  3. 3

    週3~4回の飲酒で糖尿病リスクが最低に

  4. 4

    製薬業界の自主規制、「行き過ぎてないか」

  5. 5

    生活指導で年相応の睡眠時間を

  6. 6

    "糖尿病が世界を滅ぼす"が現実に!?

  7. 7

    2つのチェックリストをフレイル予防に活用

  8. 8

    3つのGLを統合した成人肺炎診療GLとは?

  9. 9

    統合失調症、陰性症状の治療と支援

  10. 10

    うつ病像の変化、医療スタッフの変化も促す

  11. アクセスランキング一覧 

ホーム »  連載・特集 »  編集こぼれ話 »  「ナスのとげ」で救急車要請

無料会員登録で、記事が全文閲覧できます。

記事を読めば読むほどCapが貯まる貯めたCapで豪華商品プレゼントに応募!

アンケート調査にご協力いただくと謝礼をお支払い※謝礼が発生しないアンケートもございます

下記キャンペーンコードを登録時にご利用頂くと
1,000ポイントを進呈いたします。※医師会員のみ(既に登録済みの会員は対象外)

コード:R08508932有効期限:8月末まで