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ビタミンCの大復活来るか!?

神戸大学微生物感染症学講座感染治療学分野教授 岩田健太郎

 2017年07月11日 06:00
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イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images ※画像はイメージです

研究の背景:がんやアンチエイジングで成績を残せなかったビタミンC

 もちろん、ビタミンCは大事だ。欠乏状態が壊血病という疾患の原因となるのはマンガ『ワンピース』でも紹介されているくらいで、一般市民にとっても"常識"だ。しかし、だからといって、そのビタミンCが病気の治療に役立つとは限らない。事実、ビタミンCは抗酸化作用を持つという理由から、がんの治療や予防、アンチエイジングに有効だと言われてきた。が、数々の臨床試験の結果はネガティブであり、そのようなアウトカムは見いだせなかったのである。

 敗血症の本態はサイトカインストームによる臓器障害や循環不全であり、このカスケードをブロックするのがステロイドである。そして、ビタミンCはステロイドの効果にシナジーをもたらす。両者はともに核内因子κB(NFκB)を阻害し、炎症性物質の産生を抑える。集中治療を必要とする患者では、しばしばチアミン(ビタミンB1)も欠乏している。

 このような理論から敗血症患者にビタミンCをヒドロコルチゾンと併用したMarikは、患者を救命した自身の経験を根拠に、自身のICUでステロイド・ビタミンC併用療法を行うようになった。1日量6gという大量のビタミンCだ(最大4日間)。彼らは臨床試験でその効果を確認しようとした

Marik PE, et al. Chest 2017; 151(6): 1229-1238. doi: 10.1016/j. chest.2016. 11.036. Epub 2016 Dec 6.

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