低リン血症性疾患の 診断・治療
No.9/50
徳島大学先端酵素学研究所 藤井節郎記念医科学センター 分子内分泌学研究分野 特任教授 福本 誠二
2017年08月07日 10:38
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【未解決の背景】血中のリン濃度調節機構には不明な点が多く鑑別が困難な上、病因に基づいた治療法がない
血中カルシウム濃度は、カルシウム調節ホルモンである副甲状腺ホルモンと1,25-水酸化ビタミンD〔1,25(OH)2D〕の作用により、狭い範囲に維持されている。一方、血中リン濃度の調節機構については、固有のリン調節ホルモンが明らかではなく、不明な点が多く残されていた。
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