真夏の夜の夢
あの文具でできる開窓手技
2017年08月18日 06:20
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いわゆる"けんか神輿"が勇ましく練り歩く熱い夜。祭り→神輿→けんか→外傷、と連想してしまうのはここが漁師町だからでしょうか。また私が医師だからでしょうか。今回は小外科的な手技の実践的なお話を少し。
島前3島の中心の漁師町として栄えた浦郷地区のお祭りが7月の最後を飾るといよいよ8月です。真夏の島には観光客、帰省客があふれます。病院には普段見慣れない患者さんがちらほらみえて、住所をチェックすると島外の方。隠岐が世界ジオパークに認定されてからはヨーロッパからの観光客も増えました。
祭りでは激しい神輿担ぎやけんかでけが人が出ることが多く、祭りの夜の病院当直では「お酒でたっぷり全身麻酔してきたぞーっ」という威勢のいい外傷患者さんが来ます。足を捻挫したり、神輿と柱で指を挟んでしまったり、酔った勢いで大げんかが始まり殴り合いで頬骨骨折したりという方もいます。
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