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ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) »  第一選択薬はメトホルミンか、GLP-1薬か

ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)

第一選択薬はメトホルミンか、GLP-1薬か

糖尿病薬物療法にパラダイムシフトは生じる?

 2017年09月06日 11:00

研究の背景:各国のガイドラインでメトホルミンが第一選択薬とされている

 米国糖尿病学会の臨床機関誌Diabetes Careでは時々誌上ディベートを行うことがあり、以前にもスルホニル尿素(SU)薬は今後不要になるか否かについてのディベートが行われたことを本連載で取り上げた(関連記事「SU薬は今も必要な薬か,消え去るべき薬か」)。今年(2017年)8月号の誌上では、糖尿病薬物療法の第一選択薬としてメトホルミンが良いのか、GLP-1受容体作動薬が良いのか、というディベートが展開された(Diabetes Care 2017;40:1121-11271128-1132)。

 確かに米国糖尿病学会/欧州糖尿病学会(Diabetes Care 2015;38:140-149)、国際糖尿病連合など多くの機関のガイドラインでメトホルミンが第一選択薬とされている。日本糖尿病学会は、糖尿病薬物療法についていずれの薬剤も第一選択薬として指定しておらず、患者の病態に応じてどれを選択してもよいとしている。逆に言えば、日本では何を第一選択薬とするか、1人1人の臨床家の判断に委ねられているという状況である。今回のディベートの議論の内容は、そのまま私たちの日常臨床の判断の材料になると感じた。そこで、両者の主張をそのままご紹介したい。

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