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ドクターズアイ 橋本洋一郎(脳卒中) ドクターズアイ 橋本洋一郎(脳卒中)

血栓回収療法のエビデンスを享受できない

 2017年11月20日 06:10
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研究の背景:治療効果は3連敗から5連勝

 脳梗塞急性期治療では発症から4.5時間以内のrt-PA(recombinant tissue plasminogen activator、遺伝子組み換え型組織プラスミノーゲンアクチベータ)静注療法が確立された治療法となっている。しかし、内頸動脈閉塞例や中大脳動脈の近位部閉塞例における効果は限定的である。そのような中でカテーテルを用いた血栓回収療法が登場し、劇的な効果が認められる症例を経験し始めた。

 脳梗塞急性期の血管内治療による血栓回収療法については、ランダム化比較試験(RCT)での検証が始まった当初、2013年に米・ハワイ州ホノルルで開催された国際脳卒中学会(ISC)では3件のRCTで有効性が示されなかった(ホノルルショック:3連敗)。しかし、2015年2月11〜13日に米・テネシー州ナッシュビルで開催されたISCでは5件のRCTでその有効性が示され、脳梗塞急性期治療には必須のものと位置付けられた(ナッシュビルホープ:5連勝)。2年間で脳梗塞急性期治療に対する考え方が劇的に変化し、われわれはその対応に追われ続けている。

 血栓回収療法の評価に当たっては、費用効果があるかどうかを検証する必要がある。フランスで行われたTHRACE(Thrombectomie des Artères Cerébrales)試験は、2016年に効果についての報告(Lancet Neurol 2016; 15: 1138-1147)がなされ、今年(2017年)10月に費用効果の結果が報告された(Stroke 2017; 48: 2843-2847)。

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