メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) »  運動には高糖質か、低糖質・高脂質か

ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)

運動には高糖質か、低糖質・高脂質か

スポーツ栄養学の新たな展開

 2017年12月19日 06:00
プッシュ通知を受取る

研究の背景:カーボローディングは嘘?本当?

 以前この連載で、スポーツ栄養学の常識を覆す研究を取り上げた(関連記事「『運動前には糖質をたっぷり摂れ』は嘘だった」)。

 普段からカーボローディング(高糖質食を摂取してグリコーゲン貯蔵量を増やすことで運動パフォーマンスを上げようとする食事法)を実践しているアスリートと比較して、普段からファットアダプテーション(低糖質・高脂質食を摂取して貯蔵脂質をエネルギー源にする能力を高めて運動パフォーマンスを上げようとする食事法)を実践しているアスリートでは、筋グリコーゲン貯蔵量に差異がなく、運動中のエネルギー基質が安定しているという内容である(Metabolism 2016;65:100-110)。

 しかし、2016年に改訂された米国スポーツ医学会・カナダ栄養士協会などの合同勧告においてもなお、(期間を考慮した)高糖質食が推奨されていた(Med Sci Sports Exerc 2016;48:543-568)。また、「Train low, Compete high(トレーニング期間中は低糖質にし、試合時には高糖質食にすることで運動パフォーマンスを上げようとする食事法)」を以前から唱えていたBurkeらは、2017年に低糖質・高脂質食では速歩競技者の有酸素運動能が高くなったとしても、1酸素分子から作られるATPの効率が悪く、運動経済が障害されるとの報告を出した(J physiol 2017;595:2785-2807)。

 こうした動きの中、再びファットアダプテーションでよい運動パフォーマンスが得られるという報告がアイルランドのグループからなされた(Metabolism2017年12月2日オンライン版)。東京五輪を前に、今後のスポーツ栄養学が個別化の時代を迎えるであろうという観点から興味深いと考え、ご紹介したい。

…この続きを読むには、ログインまたは会員登録をしてください

PickUpコンテンツ

ワンクリックアンケート

先生のスケジュールはなにで管理?

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) »  運動には高糖質か、低糖質・高脂質か

医学部予備校検索ガイド 医学部予備校検索ガイド

MedicalTribuneウェブへようこそ

ご利用は完全無料です。
今、会員登録いただくと
もれなく500ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

R11511944 有効期限:11月末まで