糖尿病の範囲を明示し診療基盤を確立
診断基準の50年の変遷を振り返る
2018年04月11日 06:20
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ある疾患について病態解明が進み疾患概念が確立されると、どのような状態の範囲が疾患に含まれるかが分かってくる。それを検査値などで明示したものが診断基準だ。この半世紀で診断基準が整備された疾患は多数あり、糖尿病もその1つである。日本糖尿病学会において糖尿病の診断基準に関する第1次委員会が発足したのは、51年前の1967年のこと。第3次改訂となった1999年の委員会報告では、今日まで大筋踏襲されている糖尿病の分類と診断基準が発表された。同委員会委員長を務めた自治医科大学名誉教授の葛谷健氏に、海外の動向を踏まえ50年間の糖尿病診断基準の変遷を聞いた。
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