がんという難題に"解決の見通し"
死因トップの疾患との対峙
2018年04月18日 06:08
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この50年間で、がんの診断および治療は目覚ましく進歩した。その一方で、わが国におけるがん死亡は、年齢を調整すると減少傾向にあるものの、実数としては男女とも今なお増加し続けている。これほど診断・治療が進歩しても増え続けるがんに打開策はあるのか。長年にわたりがんの研究と教育に携わってきた、公益財団法人札幌がんセミナー理事長で北海道大学名誉教授の小林博氏は「がんという難題に"解決の見通し"が見えてきた」と語る。わが国のがん研究は、近い将来どのように進展していくのか。今年で91歳、「がん研究人生」は65年以上になる同氏に展望を聞いた。
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