メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) »  山田悟Dr's Eyeが見た糖尿病10年史

ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)

山田悟Dr's Eyeが見た糖尿病10年史

ベスト10記事はこれだ

 2018年04月20日 06:15
プッシュ通知を受取る

21名の先生が役に立ったと考えています。

はじめに:大きな転換の時代、治療シーンが様変わり

 私がMedical TribuneのDoctor's Eyeを担当して最初に取り上げた研究がONTARGET(N Engl J Med 2008; 358:1547-1559ONTARGET;糖尿病医から見た史上最大規模のARB試験」)であり、2008年4月のことであった。それから10年が経過し、これまでに月2件ずつ、およそ240件の論文を紹介してきた。

 この10年は(おそらく多くの領域にとってそうであろうが)糖尿病学の大きな転換の時代であり、インクレチン関連薬やSGLT2阻害薬の登場により治療シーンが大きく様変わりしたと思う。そこで、私なりに印象に残る10本の論文と記事(Doctor's Eye)を食事、運動、薬物療法、新規技術の順で取り上げながら、関連する論文と記事も織り交ぜ、この10年を振り返りたい。そして、歴史学者が後ろ向きの預言者といわれるように、歴史を振り返ることで見えてくる、これからの展望についても言及してみたい。

編集部注:文末に、2008年4月~18年3月に掲載した山田悟氏の全Doctor's Eyeを一覧表示しています

続きを読む(読了時間:約 5 分) 

①食事療法<1> 糖質制限食の躍進

DIRECT試験(N Engl J Med 2008;359:229-241

体重コントロールに対する低炭水化物食や地中海食の意義

 DIRECT試験は、肥満など心血管疾患高リスクのイスラエル人を①脂質制限食かつカロリー制限②地中海食かつカロリー制限③糖質制限食(カロリー無制限)―の3群にランダム化割り付けした2年間の介入試験である。

 結果として、体重減量、脂質異常症、HbA1cの改善のいずれにおいても糖質制限食が優れることを示した。この論文は脂質制限がなんらかの健康上の利益をもたらすとしてきた世界の栄養学を大転換させ、現在までの糖質制限食の躍進の原動力となり、英国糖尿病学会や米国糖尿病学会(ADA)のガイドラインでの糖質制限食の採用に大きな影響を与えた。

 こうしたガイドラインでの採用に前後して、わが国も含めて世界各地で追試験が行われ※1、※2、メタ解析※3、※4においてもその有効性が繰り返し確認されてきた。糖質制限食の血糖管理や体重管理に対する有効性に否定的な見解を持つ医師はもはやいないであろう。今後、早期に日本糖尿病学会のガイドラインに採用されるよう、努めねばなるまい。

②食事療法<2> カロリー制限食の衰退

日本女子大学試験(Br J Nutr 2014;111:1632-1640

和食の主食・主菜・副菜という構成には意味がある

 糖質制限食が躍進する間に衰退したのがカロリー制限食である。2008年当時は、糖尿病治療におけるカロリー制限食に異議を唱える医師はほとんどおらず、抗加齢作用にも期待を抱く人が多かった。しかし、2014年に報告された日本女子大学のデータは、糖質以外の栄養素の摂取によって、糖質摂取による血糖上昇にブレーキがかかることを明確に示しており、脂質や蛋白質の摂取に制限をかけるカロリー制限食が血糖管理に対して不利であることを明らかにした。

 このことは、以前からオーストラリアのグループにより示されていたが、その後、米国※5やイスラエル※6のグループによっても確認されている。また、カロリー制限食による抗加齢作用についても一時はアカゲザルにおいて証明されたかのように思われたが※7、その後は否定的なデータも出ており※8、むしろ筋肉や骨に対する加齢促進作用がヒトでも疑われている※9

 とはいえ、カロリー制限食をいきなり日本糖尿病学会のガイドラインから外すことは社会的に乱暴である。現在の「糖尿病診療ガイドライン2016」において、カロリー制限食の目的が「血糖管理」ではなく「肥満解消」にあると明記され、カロリー制限食には直接的な血糖改善作用がないことが示されていることは重要な一歩といえよう。

③運動療法<1> 運動でなく身体活動でよい

レスター大学試験(Diabetes Care 2016;39:130-138

立っているだけで血糖が低下!

 この10年間で運動療法については2つの方向性で大きく進展したと思う。1つには、運動のように組織だったものでなくとも、じっとしていないことが血糖管理に有効だということである。

 英・レスター大学の研究では、7.5時間座りっ放しに比較して、25分座っては5分立っているだけを繰り返している方が食後の血糖上昇を抑制できることを示した。これは、まさにじっとしていないことの大切さを示したものであろう。

 これ以外にも、ゆったりウォーキングでも血糖上昇を抑制できることを示した論文※10や電気的筋肉刺激の有効性を示す論文※11も出ている。ささいな努力でも、それ相応の効果があることは、十分な運動の時間を取れない多くの現代人に知っていただかねばなるまい。

④運動療法<2> 運動の作用機序解明が進む

オタワ大学試験(Diabetes Care 2012;35:669-675

筋トレが先か,有酸素運動が先か,それが問題だった

 もう1つは、なぜ運動が血糖管理も含めて健康増進・疾病予防・疾病治療に役立つのかという機序が分かるようになり、どのような運動がより安全で、より有効かが見えてきたということである。

 1型糖尿病患者ではインスリン注射が必須であるだけに、運動に伴う低血糖の予防が大切である。カナダ・オタワ大学の研究は、筋トレを先にやって、後から有酸素運動をする方が、低血糖リスクを低減させながら、翌日までの血糖管理を改善させやすいことを示した。この機序としては、筋トレ中に脂肪酸を動員できることで、有酸素運動中の血糖の利用を軽減するからであることが示唆されている。

 また、この10年の間に、運動によって分泌されるマイオカイン(筋肉由来のホルモン様物質)がインスリン分泌や認知機能にも関わることが分かってきたり※12、運動前後での低血糖予防のための細やかなインスリン投与の調整法についても知見が得られたりしている※13

 正確な運動療法の機序を知ることにより、安全に強度の高い運動を実施してもらい、より大きな有効性を得られるようになる。こうした運動についての基礎的な研究も、もっと推し進められていくであろう。個人的にはケトン体サプリメントに強い関心を抱いている※14

⑤血糖管理 "低血糖を起こさない範囲でより厳格に"が定着

ACCORD試験、ADVANCE試験など(N Engl J Med 2008;358:2545-2559 & 2560-2572

「血糖管理を厳格にすべきか,標準的にすべきか」それは本当に問題だろうか

 2008年は有名なACCORD試験が報告された年である。同年2月に死亡率上昇を理由に同試験の血糖厳格管理が打ち切りになったことが報告された直後に、このDoctor's Eyeは開始されており、何回かACCORD試験、あるいは同様の目的で実施され同じ号のN Engl J Medに掲載されたADVANCE試験(さらには、翌年N Engl J Medに発表されたVADT試験※15)を取り上げてきた。

 これらの臨床試験の結果は、"厳格血糖管理は低血糖を起こさない限りにおいて合併症予防に有効である。しかし、低血糖を起こせば有害となりうる"といった現在の血糖管理の概念に直接つながっている※16

 わが国において、熊本宣言や日本糖尿病学会と日本老年医学会の「高齢者糖尿病治療ガイド」などにおいて、それまでの"HbA1cは低ければ低いほどよい"から、"患者ごとに安全に達成できる血糖管理目標を設定すべき"という概念に転換したのも、そうした世界的な流れの一環である。今後、この概念が変更されることはないと思われ、いかに低血糖を起こさずにより厳格な血糖管理を求めるかの努力が続けられよう。

 その点、わが国のJ-DOIT3試験で、既存のACCORD、 ADVANCE、 VADT試験に比べて圧倒的に低血糖が少なかったことは、日本の糖尿病医として誇るべきことであると感じている。

⑥薬物療法<1> 糖尿病治療薬に発がんの疑い浮上

Hemkensらの報告(Diabetologia 2009;52:1732-1744

インスリン製剤の発がん性問題に答える

 ACCORD試験の後、世界は積極的な糖尿病治療で患者が有害な影響を被っているかどうかに強い関心を示すようになった(と思う)。その流れの中で生じた(と思う)のが、2009年のインスリングラルギンによる発がん騒動である。

 (遺伝子組み換えによる)インスリンアナログ製剤が世に登場して10年が経過した中、IGF-1受容体への結合率が高いことから、特にインスリングラルギンに対する懸念が高まったのであろう。もし、このドイツからのインスリングラルギンによる発がんの報告に対して、欧州糖尿病学会(EASD)が漫然と論文を掲載するだけであったなら、おそらく世はパニックになっていたであろう。その折、(通常はありえない、あるいはやってはいけない対応だと思うが)EASDはあえて他国の研究者たちにその情報を事前に開示し、同様の解析をさせた上で全ての論文を同じ号に掲載するという計らいをした。このEASDの対応が、パニックを防いでくれた。極めて賢明な判断だったと思う。

 この疑惑は、後にORIGIN研究によって払拭されたが、同様にチアゾリジン薬による発がんの疑い※17、インクレチン関連薬による発がんの疑い※18と、糖尿病治療薬による発がん問題はその後も尾を引いた。わが国では、2013年の日本糖尿病学会・日本がん学会の合同声明の後、ようやく最近になってこうした懸念が薄らいだように感じる。

⑦薬物療法<2> SGLT2阻害薬が臓器保護効果を示す

EMPA-REG OUTCOME試験(N Engl J Med 2015;373:2117-2128

糖尿病治療薬の新時代―EMPA-REG OUTCOME試験発表!

 2008年のACCORD試験による厳格血糖管理群での死亡率上昇のショックは、糖尿病医をして、自分たちのやっている医療が真に患者の役に立っているのだろうかという疑問・不安を生じせしめた。

 そんな中、糖尿病医に自信を取り戻させてくれたのがEMPA-REG OUTCOME試験である。その後の腎臓に関する論文も含め※19、この試験では、たった3年ほどの介入期間において血糖・体重・血圧・脂質の改善、心血管イベント・腎イベントの予防、そして総死亡率の有意な低下が示された。糖尿病医が考えてきた糖尿病治療の方向性は正しいものと思わせしめてくれたのである。CANVAS Program※20においても同様の結果が示されたことで、その自信はさらに深まった。

 一方で、今後は、糖尿病由来でない慢性腎臓病の進展予防や、糖尿病を合併していない心不全患者の進展予防に対するSGLT2阻害薬の意義が問われてこよう。すなわち、臓器保護に対して、糖尿病治療が大切なのか、それともSGLT2阻害が大切なのかが未解決なのである。

⑧薬物療法<3> DPP-4阻害薬に心血管保護効果はないのか?

SAVOR-TIMI53試験など(N Engl J Med 2013;369:1317-1326 1327-1335

DPP-4阻害薬の夢,破れる?

 一方、今なお糖尿病医の喉の奥に魚の骨のように刺さっている問題がDPP-4阻害薬による心血管イベント抑制の問題である。

 これまで、SAVOR-TIMI53、EXAMINE、そしてTECOS試験※21が報告されているが、いずれも前述のSGLT2阻害薬や一部のGLP-1受容体作動薬※22と異なり、心血管イベント抑制効果を示せていない。あるいは、心不全の新規発症を増やす可能性すら示されている。

 近いうち(今年から来年前半くらい)に報告されるであろう、CARMELINAあるいはCAROLINA試験の結果を注視したいところである。

⑨新規技術<1> 完全自動化治療への夢実現に前進

MD-Logic Artificial-Pancreasプロジェクト(N Engl J Med 2013;368:824-833

1型糖尿病治療の革命? 完全クローズドループシステム

 食事・運動・薬物療法といった一般的な糖尿病治療とは独立して、血糖値を見える化することも糖尿病治療になるといわれている。物事を見える化することは、何においても管理を容易にするために重要な要素だからである。故に、臨床糖尿病学の分野では、昔から自己血糖測定の重要性がいわれていた。しかし、自己血糖測定ではある時点における点としての血糖値しか測定できないため、例えば就寝中の低血糖を見いだすことは不可能に近かった。

 そんな中で発達してきたのが、持続血糖モニタ―(CGM)である。これにより、24時間での線としての血糖変動が把握できるようになった※23。さらに、自己血糖測定による較正の不要なフラッシュグルコースモニタリング(FGM)も登場して、より簡便に血糖値が把握できるようになりつつある※24

 そして、その測定された血糖値を基に、自動的にインスリン投与量を調節するインスリンポンプシステムがclosed loop system(あるいはartificial pancreas system)である。このMD-Logic Artificial-Pancreasプロジェクトのデータは、糖尿病キャンプにおいて1型糖尿病の子供たちの夜間の血糖を安定化させるのに有効であったことを示したものである。その後、他の研究グループのプロジェクトも含め、現在までに日常における臨床試験が行われ、有効性が確認されていると聞く。近い将来において普及してくるものと期待されている。

 ことによると、1型糖尿病を発症した子供たちであっても、その機器さえ装着しておけば、血糖値の測定やインスリン注射量の計算などを全くしないで血糖管理を安全に行えるという日が来るのかもしれない。

⑩新規技術<2> 内科治療を圧倒する代謝肥満手術

STAMPEDE試験(N Engl J Med 2014;370:2002-2013

内科治療の敗北? 肥満手術は長期効果のある優れた糖尿病治療

 もう1つ、この10年で発達してきた技術が代謝肥満手術であろう。STAMPEDE試験は米・クリーブランドクリニックやブリガム・ウィメンズ病院のグループが実施している代謝肥満手術の治療成績を経時的に見たもので、(内科医としては悔しいことに)手術群の方が内科治療群よりも圧倒的に治療成績が良い。これは、世界各国の他のデータもそうである。

 2018年1月16日号のJAMAには複数の代謝肥満手術の治療成績が掲載されているが、その中のある論文では総死亡率の低減まで示されている。また、2014年7月号のObes Surgには非肥満(BMI<30)の糖尿病患者に対する代謝肥満手術が血糖改善に有効であったとする韓国のグループの論文が掲載されている。重度の肥満合併糖尿病はおろか、非肥満糖尿病までもが内科疾患から外科疾患に変わる可能性が示されているわけである。

 個人的には非肥満糖尿病までもが外科疾患になるとは思わないが、将来的にはもっと代謝肥満手術は適応が拡大され、高濃度のグレリンによってあがらうことができずに過食になっているような患者に対しては、一般的な(それも早期に行うべき)治療になるべきであろう。

 以上、この10年間で印象に残っている論文と記事(Doctor's Eye)を紹介し、周囲の論文と記事も引用しながらその背景について振り返り、そこから見える将来を展望してみた。あらためてこの10年で臨床糖尿病学が大きく変動してきたことを実感する。しかし、目の前の糖尿病患者が完全に救われているわけではなく、今日も数日のうちに足趾切断をすることになる40歳代男性を診察したところである。これからの10年でも、もっと多くの患者が幸せな人生を維持・向上できるよう、ますます臨床糖尿病学は変わっていかねばなるまい。

 2010年10月5日のrosiglitazoneの論文紹介(rosiglitazone問題総括:糖尿病治療薬の安全性を考える)において述べたことではあるが、「臨床医の研究は患者を守る盾となり、真理を照らす灯となる」の概念を胸に、私自身もその変革の一助となりたいものである。

山田悟氏のDoctor's Eye 全記事(2008年4月~2018年3月)

公開日 タイトル
2008年4月10日 ONTARGET;糖尿病医から見た史上最大規模のARB試験
2008年4月14日 特定健診・特定保健指導の有効性に疑問符;減量維持の困難さの報告
2008年5月8日 糖尿病の増加傾向に歯止めはかからない?
2008年5月21日 糖尿病のインスリン注射をどうはじめればよいのか?
2008年6月4日 超高齢者における降圧の意義がHYVET試験で明らかに
2008年6月27日 「血糖管理を厳格にすべきか,標準的にすべきか」それは本当に問題だろうか
2008年7月11日 インスリン依存状態にないGAD抗体陽性糖尿病患者をどう扱うか
2008年7月30日 6年間の生活習慣介入による糖尿病発症予防効果が20年後も持続?!
2008年8月20日 体重コントロールに対する低炭水化物食や地中海食の意義
2008年9月2日 「朝食は金」の証拠
2008年9月17日 糖尿病教育の意義 --糖尿病初診医の重要性--
2008年9月30日 血糖コントロールの心血管イベント抑制効果の証明;UKPDS終了後10年間のフォローアップ
2008年10月16日 血圧コントロールの心血管イベント抑制効果の長期的検証;UKPDSのフォローアップ2
2008年10月29日 重症入院患者の血糖はいかに管理すべきか
2008年11月21日 筋力が低い男性は死亡率が高い
2008年12月5日 糖尿病管理についての新しいアルゴリスム
2008年12月22日 重要性が強調される早期インスリン導入―どの製剤で始めるべきか
2008年12月25日 退役軍人糖尿病試験(VADT)が示す血糖コントロールと合併症とのもつれた関係
2009年1月14日 低炭水化物食は糖尿病治療にも有用か!?
2009年2月3日 喫煙がバセドウ病の治療の阻害要因になる!
2009年2月10日 EPAやDHAの心血管イベント予防効果は抗不整脈作用のためか?
2009年2月25日 カロリー制限の記憶能力への効果
2009年3月12日 アンジオテンシンII 1型受容体からの刺激がなくなると長寿になる?!
2009年4月2日 高血圧患者に対するスタチン療法の意義
2009年4月13日 あらためて否定された重症入院患者の厳格血糖管理の意義
2009年4月30日 多剤を一剤化したポリピルの薬効
2009年5月8日 糖尿病患者に無症候性冠動脈疾患スクリーニングのための負荷検査は必要か?
2009年5月28日 血糖厳格管理による心血管疾患予防をどう考えるか
2009年6月11日 持続的ブドウ糖モニターの臨床的有効性
2009年6月25日 糖尿病のADA新診断基準を考える
2009年7月7日 インスリン製剤の発がん性問題に答える
2009年7月23日 結局は人間関係次第なのか?
2009年8月14日 糖尿病患者の運動療法,米国心臓病学会からの声明
2009年8月24日 カロリー制限は霊長類においても寿命延長法なのか?
2009年9月24日 見事に提示された糖尿病発症に至る自然史
2009年10月1日 インスリングラルギンと悪性腫瘍,その後
2009年10月19日 重症入院患者の血糖コントロールの意義,その後
2009年10月29日 DPP-4阻害薬シタグリプチンの登場
2009年11月10日 2型糖尿病へのインスリン導入法についての研究,その後
2009年11月30日 インクレチン関連注射製剤の実力
2009年12月18日 糖尿病患者の心血管疾患初発予防にアスピリンは不可欠ではない
2010年1月5日 コーヒー,それとも紅茶にしますか? 嗜好飲料による糖尿病予防効果
2010年1月19日 糖尿病医としてのアリスキレンへの期待感
2010年2月1日 メタボリックシンドローム診断基準の国際的統一
2010年2月10日 どんな患者に厳格血糖管理をすると死亡率が上昇しやすいか
2010年2月26日 日本のJ-DOIT3試験の重要性を高める英研究
2010年3月18日 日本糖尿病学会の新診断基準案を支持する米コホート研究
2010年3月25日 NAVIGATOR試験は糖尿病診療をどのようにナビゲーションするのか
2010年4月1日 ACCORD...この避けて通れぬ悩ましき大規模臨床試験
2010年4月8日 フィブラート薬は選択された集団を対象に投与すればメリットがある?
2010年5月13日 Closed-Loopシステムによるインスリン投与
2010年5月26日 可視化されたメタボリックメモリー
2010年6月8日 エビデンスに基づく玉虫色の結論がよいガイドラインなのか
2010年6月15日 透析患者における血糖管理は"敗戦処理"なのか
2010年7月15日 糸球体濾過量かアルブミン尿か,それが問題だ
2010年7月27日 糖尿病医として考えるARB発がん問題
2010年8月10日 The lower, the better神話の崩壊?! 糖尿病患者の収縮期血圧管理
2010年8月17日 網膜症の観点でも糖尿病患者の収縮期血圧は140mmHgで十分か
2010年9月1日 GLP-1受容体作動薬週1回投与の有効性
2010年10月5日 rosiglitazone問題総括:糖尿病治療薬の安全性を考える
2010年10月12日 検証・日本脂質栄養学会コレステロールガイドライン
2010年11月1日 糖尿病患者同士の助け合いは専門家の教育に勝る?
2010年11月11日 "醜い泥仕合を仕かけただけ" 日本脂質栄養学会の再反論を考察する
2010年11月16日 絶妙のタイミングで発表,コレステロール低下療法のメタ解析
2010年12月2日 合剤による画一的降圧治療に警鐘,本格的合剤時代の到来を目前にして
2010年12月13日 インクレチン関連薬の急性膵炎に対する安全性
2011年1月13日 不毛な議論に終止符を! 私の記事に対する日本脂質栄養学会の回答を分析する
2011年1月25日 ARBの予後改善効果に差異はあるのか?
2011年2月10日 スタチンの効果は炎症の程度によって左右されるのか
2011年2月22日 DPP-4阻害薬は感染症のリスクを上昇させるのか
2011年3月3日 インクレチン関連薬の膵炎・腫瘍への有害性を注視せざるをえない
2011年3月29日 「インクレチン関連薬の膵炎・腫瘍リスク」論文を撤回させた? EASDステートメント
2011年4月12日 高齢者への食事・運動療法,「まあ,高齢だから」でよいのか
2011年5月6日 糖尿病患者教育におけるエンパワーメントの有効性,再び
2011年5月9日 不可解な再掲載,インクレチン関連薬と膵炎・腫瘍
2011年5月30日 脂質栄養学会に追い風? 調整後も低コレステロールと高死亡率が関連
2011年6月14日 「ピオグリタゾンの膀胱がんリスク」を考察する
2011年6月23日 2型糖尿病は可逆的か? 短期厳格カロリー制限食による検証
2011年7月21日 1型糖尿病発症直後への介入による寛解導入の夢
2011年7月29日 2型糖尿病発症早期での多因子介入は有効か?
2011年8月18日 ステロイド全身投与時の高血糖,見逃していませんか?
2011年8月29日 レストランの表示カロリーは信頼できるのか
2011年9月20日 電子カルテの導入が糖尿病療養の質を改善させる?!
2011年9月29日 1日15分の運動が3年も寿命を延ばす
2011年10月12日 ついに出た! インクレチン関連薬の臓器保護効果の臨床研究
2011年10月26日 衝撃! 時代とともに1型糖尿病の予後が悪化?
2011年11月18日 血糖管理不良患者に対する個別生活習慣変更サポートの意義
2011年12月2日 GIP最新研究が示唆するインスリン・DPP-4阻害薬併用の有用性
2011年12月12日 ヨガが糖尿病運動療法の新たな選択肢に?
2011年12月27日 痛風関節炎の新たな診断法
2012年1月12日 高齢者の高コレステロール血症をどうするか
2012年1月31日 糖質制限食はカロリー制限食・地中海食と同様にメタボ関連因子を改善
2012年2月13日 急性期患者に積極的な栄養介入は必要か?
2012年3月5日 1型糖尿病増加の原因に迫る―自己抗体陽性率の変化は何を意味するのか
2012年3月14日 ADAが糖質制限食を格上げ! 次期声明改訂に向け系統的レビュー
2012年3月29日 インスリン注射をしていない患者に対する自己血糖測定の意義
2012年4月12日 筋トレが先か,有酸素運動が先か,それが問題だった
2012年4月26日 ADA・EASD高血糖管理アルゴリズムの改訂ポイント
2012年5月8日 GLP-1受容体作動薬は膵がんを増やすのか? 相反する結果の2研究
2012年5月30日 "糖尿病警察"にならないで! 家族サポートの重要性を考える
2012年6月20日 メトホルミンの次に使うべき薬剤は何か?
2012年6月22日 続・メトホルミンの次に使うべき薬剤は何か?
2012年7月3日 糖質制限食をめぐる議論の沸騰<1>
2012年7月6日 糖質制限食をめぐる議論の沸騰<2>
2012年8月8日 クレアチニンに代わる? GFR推定物質としてのシスタチンCの価値
2012年8月24日 糖尿病における"肥満パラドックス"
2012年9月11日 それでもカロリー制限食は長寿食!? 最新研究には3つの問題点
2012年10月1日 高齢者の至適HbA1cは8%以上!?
2012年10月16日 どのインスリンアナログ製剤が優れているのか
2012年10月25日 大幅に期間延長された糖質制限食の有効性
2012年11月14日 "貧乏暇なし"を救え! 糖尿病対策とは貧困対策である
2012年11月28日 昨今話題の糖尿病神経障害治療薬を比較する
2012年12月12日 予想以上! ゆったりウオーキングの血糖への急性効果
2012年12月20日 DPP-4阻害薬の有益性は無敵? 臓器保護効果の報告相次ぐ
2013年1月10日 脂質摂取でも血糖値は上昇する!
2013年1月31日 入院患者の血糖管理目標,非重症例では140mg/dL未満に
2013年2月14日 インターバル速歩! 最高の糖尿病運動療法かも?!
2013年2月19日 重症入院患者の経静脈栄養は4日目から!
2013年3月7日 1型糖尿病治療の革命? 完全クローズドループシステム
2013年3月19日 糖尿病食事療法は多様な選択肢の時代に
2013年4月4日 禁煙したら太っちゃったよ! 先生,俺,大丈夫かな?
2013年4月16日 衝撃! 身体活動量はβ細胞機能にも影響?!
2013年5月7日 ハードエンドポイントで再証明,厳格血糖管理は腎保護に有用
2013年5月14日 寝てる場合,いや,起きてる場合じゃない?!
2013年6月3日 糖質制限食による高蛋白質摂取は腎障害を進行させるのか?
2013年6月21日 欧州成人でも関連示す,加糖ドリンクと糖尿病
2013年7月19日 食事と運動のみで糖尿病患者の心血管イベント抑制は可能か
2013年8月1日 ついに来るのか?! エンドセリン薬の時代
2013年8月14日 やはり! 日本人の糖尿病発症の最大要因はインスリン分泌不全
2013年8月30日 "腸管由来の血糖悪化物質"は存在するのか
2013年9月19日 DPP-4阻害薬の夢,破れる?
2013年10月3日 DHEAサプリメントで本当に若返りするのか?
2013年10月9日 これでもまだ残る? 糖質制限食に対する動脈硬化症の懸念
2013年10月28日 糖尿病食事療法の常識が変わる!? ADA新声明を徹底吟味
2013年11月7日 糖尿病はこれからのシーズンが要注意!
2013年11月28日 運動療法 "30分続けないと..."は過去の概念になった?
2013年12月10日 「膝が痛いから運動できなくって...」「じゃあ,運動しましょう」
2013年12月24日 SGLT2阻害薬に対する期待と懸念
2014年1月16日 日本人でも糖質制限食は有効−初のRCT
2014年1月27日 衝撃! フィブラート・チアゾリジン併用でHDL-Cがparadoxicalに低下?!
2014年2月19日 医学部体育会でのトレーニングは今も有効であろうか?
2014年3月10日 世界で和食は地中海食に立ち向かえるのか
2014年3月18日 目標HbA1c達成のための食前・食後血糖値は?
2014年4月7日 謎が解けた! 糖尿病における肥満パラドックス
2014年4月14日 ケトン産生食の安全性を考える
2014年4月28日 勝ってかぶとの緒を締めよう! 糖尿病合併症発症率の減少
2014年5月9日 和食の主食・主菜・副菜という構成には意味がある
2014年5月19日 糖尿病患者はがんになりやすいだけでなく,発がん後の死亡率も高い
2014年6月9日 血糖"年内"変動も合併症リスクに!
2014年6月20日 内科治療の敗北? 肥満手術は長期効果のある優れた糖尿病治療
2014年7月18日 内臓脂肪ではなく肝脂肪なのか?
2014年8月1日 2型糖尿病に対する新basal-bolus療法の誕生!?
2014年8月11日 「低糖質・地中海食」の有効性
2014年8月18日 蛋白質も食後の血糖上昇を抑制する
2014年9月10日 厳格血糖管理を再評価する―死亡率上昇の真犯人は低血糖(1)
2014年9月24日 厳格血糖管理を再評価する―死亡率上昇の真犯人は低血糖(2)
2014年10月7日 NHKも報道,「人工甘味料が血糖を悪化させる」の信頼性は?
2014年10月16日 糖質制限食にまつわる論争の終焉
2014年10月23日 カロリー制限食の安全性神話に暗雲
2014年11月20日 臨床上,有用なインスリン分泌指標とは?
2014年12月9日 ケトン体の危険性は払拭?
2014年12月22日 GAD抗体が低抗体価のインスリン非依存糖尿病をどう扱うか
2015年1月20日 持効型インスリンは何時に打てばよいですか?
2015年1月29日 SU薬は今も必要な薬か,消え去るべき薬か
2015年2月18日 "高血糖の呪い"は解けないのか?
2015年3月4日 えっ,私A型なんですが...
2015年3月16日 脂質制限ガイドラインは間違っている?
2015年3月31日 深夜の通信販売もあなどれない?!
2015年4月14日 コレステロールが下がれば血糖は上がる!
2015年4月24日 甲状腺良性結節の経過観察はどうあるべきか
2015年5月13日 DPP-4阻害薬は心不全を増やすのか?
2015年5月27日 昭和30年発売の鎮咳薬が新規糖尿病薬になる?!
2015年6月8日 GLP-1受容体作動薬は単一の薬剤クラスではない !?
2015年6月11日 がっかり半分,ほっとが半分・・・TECOS試験ついに発表
2015年6月26日 やはりコレステロールは下げるべき
2015年7月23日 LDL-Cを低下させる食事が解明された?
2015年8月12日 フィブラート以上に動脈硬化予防作用を期待できる薬剤の登場
2015年8月20日 「朝食抜き」の糖尿病患者に指導すべきは「是正」か「継続」か
2015年9月11日 1型糖尿病の基礎インスリン補充は1回打ちか2回打ちか
2015年9月18日 糖尿病治療薬の新時代―EMPA-REG OUTCOME試験発表!
2015年10月15日 アルドステロン拮抗薬の再評価
2015年10月26日 携帯メールで生活習慣改善,豪RCTから
2015年11月16日 さあ,今夜はどこで飲もうか
2015年12月1日 インスリンの混和不足が血糖不安定性の一因か
2015年12月16日 立っているだけで血糖が低下!
2016年1月6日 なぜ脂質摂取で1型糖尿病患者の血糖が上昇するのか?
2016年1月19日 運動のタイミングとインスリンの調整
2016年2月1日 酒に弱いと糖尿病になりやすい?
2016年2月16日 メトホルミン二都物語
2016年3月9日 食後血糖値を予測するプログラム
2016年3月22日 「運動前には糖質をたっぷり摂れ」は嘘だった
2016年4月5日 「1型糖尿病を細胞移植で治す」への期待
2016年4月25日 カロリー制限食の有効性と限界
2016年5月11日 持効型インスリン+GLP-1受容体作動薬併用の意義
2016年5月27日 脚光浴びる「OGTT1時間値異常」
2016年6月8日 脂質検査は随時採血の時代へ
2016年6月23日 「インクレチン薬で初」はなぜ達成されたのか
2016年7月7日 「SGLT2阻害薬のケトアシドーシス」への解答
2016年7月27日 SGLT2阻害薬の臓器保護効果に驚くべき仮説
2016年8月9日 糖尿病合併高血圧におけるβ遮断薬の復権
2016年8月22日 「日本人でも糖質制限食は有効」再び
2016年9月8日 インクレチン薬の心血管安全性に再び暗雲?
2016年9月26日 糖尿病を消化器内科医が診る時代が来る?!
2016年10月11日 エネルギー制限食は本当に長寿食か
2016年10月27日 GLP-1受容体作動薬で心血管イベントの抑制再び
2016年11月16日 日本初「ケトン産生食」研究への苦言と期待
2016年11月29日 心筋梗塞の引き金となる身体活動や感情
2016年12月7日 拡張期血圧の下げ過ぎに警鐘
2016年12月22日 人工知能が網膜症を診断する時代に?
2016年12月28日 2017年、血糖測定新時代の幕開け
2017年1月20日 糖質の量と質、どちらが重要か
2017年2月2日 カロリー制限論争は終わらない
2017年2月20日 ケトン体サプリメントで持久力が向上
2017年3月8日 広がる持続血糖モニタリングの有効性
2017年3月17日 SGLT2阻害薬はアジア人を救う
2017年4月17日 メトホルミンの消化器症状―傾向と対策
2017年5月8日 糖質制限食は1型糖尿病にも勧められるか
2017年5月16日 維持できない体重減量はしない方がましか
2017年5月26日 食の欧米化で日本人は健康になる
2017年6月16日 これでSGLT2阻害薬の心腎保護効果は確定
2017年6月28日 サルコペニアを来さない体重減量法とは
2017年7月7日 超長時間作用インスリンの有効性と安全性
2017年7月26日 HDL-C上昇薬の悲劇と不可解
2017年8月9日 糖尿病が世界を滅ぼすが現実に!?
2017年9月6日 第一選択薬はメトホルミンか、GLP-1薬か
2017年9月21日 世界の食事摂取基準を変える!新研究
2017年10月6日 食べ順ダイエットの要諦は野菜にあらず
2017年10月25日 足趾切断はSGLT2阻害薬に共通の問題か
2017年11月7日 糖質/蛋白質比が不公平への反応を決める
2017年11月24日 抗肥満薬の開発は難しい
2017年12月7日 ナッツを食べよ! 1日28gで心血管疾患予防
2017年12月19日 運動には高糖質か、低糖質・高脂質か
2017年12月22日 大きく変わった糖尿病薬物療法アルゴリズム
2018年1月19日 2型糖尿病の血糖管理に最善の食事療法は?
2018年1月30日 さあ五輪、ナッツとチョコで観戦が山田
2018年2月14日 平昌五輪は日本に有利か、根拠は「西行き」
2018年2月28日 ケトン食に抗がん作用? がん種によるかも
2018年3月14日 HbA1c管理目標に関する衝撃の声明
2018年3月18日 糖尿病患者は緊急手術を受けられなくなる?

21名の先生が役に立ったと考えています。

ドクターズアイ 山田悟(糖尿病)一覧

記事一覧

山田 悟(やまだ さとる)

1994 年,慶應義塾大学医学部を卒業し,同大学内科学教室に入局。東京都済生会中央病院などの勤務を経て,2002年から北里研究所病院で勤務。 現在,同院糖尿病センター長。診療に従事する傍ら,2型糖尿病についての臨床研究や1型糖尿病の動物実験を進める。日本糖尿病学会の糖尿病専門医および指導医

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

お知らせ

医学部予備校を一括で検索。資料請求も一括OK

医学部予備校を一括で検索。資料請求も一括OK

ワンクリックアンケート

初めての街で初めての訪問先。頼りにするのは?

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 山田悟(糖尿病) »  山田悟Dr's Eyeが見た糖尿病10年史

医学部予備校検索ガイド 医学部予備校検索ガイド

MedicalTribuneウェブへようこそ

ご利用は完全無料です。
今、会員登録いただくと
もれなく500ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

R10513781 有効期限:10月末まで