メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症) »  オピオイド鎮痛薬が感染を増やす

ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症) ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症)

オピオイド鎮痛薬が感染を増やす

神戸大学微生物感染症学講座感染治療学分野教授 岩田健太郎

 2018年05月01日 06:05
プッシュ通知を受取る

26名の先生が役に立ったと考えています。

イメージ画像 (c)Thinkstock/Getty Images

研究の背景:注目される免疫抑制作用と感染リスク

 米国では現在、オピオイド鎮痛薬の乱用が深刻な問題になっている。大量摂取(overdose)と依存(dependency)は日本ではともに「中毒」と呼ばれるが、いずれも深刻な問題だ。

 僕が研修医になった1990年代は、「日本は遅れている。患者が痛がっていても麻薬鎮痛薬を全然使わない。制限が厳し過ぎる。米国を見ろ。患者にどんどんオピオイドを使って、ペインマネジメントがしっかりしている」と言われたものだ。ところが、現在ではそのオピオイドが米国での深刻な病の原因となっているわけで。日本はたいてい、米国の医療を良くも悪くも周回遅れで追いかけているので、早晩この問題は、対岸の火事から自らの問題に転じる可能性が高い。

 それはともかく、近年オピオイドの免疫抑制作用が注目されるようになってきた。免疫抑制が起きれば、当然次に考えるべきは感染リスクである。それを吟味したのが、今回紹介する研究だ。

Wiese AD, Griffin MR, Schaffner W, Stein CM, Greevy RA, Mitchel EF, et al. Opioid Analgesic Use and Risk for Invasive Pneumococcal Diseases: A Nested Case-Control Study. Ann Intern Med 2018; 168: 396-404.

…この続きを読むには、ログインまたは会員登録をしてください

薬のデギュスタシオン2

ピックアップコンテンツ

コメント機能は会員限定サービスです。

OncologyTribune告知
セミナー開催情報
ギャラリー写真募集中。紙面に採用されると3,000ポイント進呈

ワンクリックアンケート

いよいよ開幕!2018FIFAワールドカップ。ズバリ優勝するのは?

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症) »  オピオイド鎮痛薬が感染を増やす

MedicalTribuneウェブへようこそ

ご利用は完全無料です。
今、会員登録いただくと
もれなく1,000ポイント進呈!※医師会員限定(既に登録済みの会員は対象外)
※ポイントはAmazonギフト券等に交換が可能です

本キャンペーンを適用するには
下記よりご登録くださいもしくは登録時に下記キャンペーンコードをご入力

R06514112 有効期限:6月末まで