【キーワード】心原性脳塞栓症

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 心原性脳塞栓症は心房細動などが原因となり、心臓や大動脈などにできた血栓が剝がれて脳動脈に流入し、脳血管を突然閉塞する。心房細動がある場合は、ない場合に比べて脳梗塞の発症率は約5倍に上るといわれる。心房細動が原因となる脳梗塞は、その他の原因による脳梗塞(アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞など)よりも梗塞範囲が広く重症となるケースが多いため、生命に関わるだけでなく、一命を取り留めても手足の麻痺など重篤な後遺症が残ることがある。また、心原性脳塞栓症はその他のタイプの脳梗塞と比べて5年生存率が極めて低いことが分かっている。

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