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総説リウマチ最新治療、拙速は巧遅に勝る!

西伊豆健育会病院病院長 仲田 和正

 2018年11月19日 06:10
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48名の先生が役に立ったと考えています。

 JAMA2018; 320: 1360-1372)に「関節リウマチ(RA)の診断と治療」の総説がありました。RAの世界最新の総説です。現在、リウマチ治療により患者の70~80%で寛解か低活動度とすることができます。しかし逆に言うと20~25%は低活動度に至りません。

 RAの罹患率は1,000人に5例、どの年齢でも女性が男性の2~3倍多く、ピークは50歳代です。

「関節リウマチの診断と治療」総説最重要点は下記13点です。

  • RA初期治療にMTX+PSL少量は、MTX+バイオ製剤と比べ遜色がない
  • JAK阻害薬(オルミエント)+MTXは、ヒュミラ(TNF阻害薬)+MTXより優れる
  • DMARDsは細分化され、cs、ts、bo、bsDMARDsに
  • バイオ製剤で結核が再発しないのはリツキサン(国内RA未承認)と、おそらくオレンシア
  • 治療はMTX+PSL低用量で開始、駄目ならMTX+バイオ製剤またはJAK阻害薬
  • MTXに他のcsDMARDs併用の意味はない
  • MTX+PSL効なく自己抗体(+)・初期から関節破壊・高活動ではバイオかJAKを
  • 全csDMARDs禁忌ならIL-6R抗体(アクテムラ、ケブザラ)かJAK阻害薬「単独」を
  • RAの診断クライテリアなんてない。あるのは分類クライテリア!
  • 抗CCPのみ陽性時、発症に5~10年、抗CCP、RF、CRP増加時は数カ月で発症
  • 治療は「treat‐to‐target」定め3カ月で活動度50%、6カ月で寛解・低活動目指す
  • 外来でRA疾患活動性はSDAI、CDAIで記載せよ
  • 喫煙は肺内蛋白でアルギニンのシトルリン化起こしマクロファージ上HLA-DRと結合、炎症起こす

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