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ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症) ドクターズアイ 岩田健太郎(感染症)

プロバイオティクスってどうよ?

神戸大学微生物感染症学講座感染治療学分野教授 岩田健太郎

 2018年12月01日 06:00
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37名の先生が役に立ったと考えています。

イメージ画像 © Getty Images ※画像はイメージです

研究の背景:注目される腸内微生物とプロバイオティクス治療

 国内外でプロバイオティクスが注目されて久しい。抗菌薬(antibiotics)が菌を殺す薬なのに対して、プロバイオティクス(probiotics)は微生物そのものを投与する。通常は経口投与だ。その微生物が腸内の細菌叢に好影響をもたらし、さまざまな健康上の利益があるのではと言われているのだ。

 そもそも、腸内の微生物そのものが現在注目されている。抗菌薬の乱用で腸内細菌叢のバランスが崩れ、Clostridium difficileのような耐性菌が疾患を起こすことはよく知られている(Clostridium difficile infection, CDI。最近、ClostridiumClostridioidesと改名されたが、まあ面倒なことである)。が、それだけでなく腸内細菌は、健康と多様な疾患に深い関わりがあることが分かってきた。アレルギー疾患、動脈硬化、肥満、がん、不安障害のような精神科疾患・・・。

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