野外調査・鈴なり状でも小ぶりの花芽が目立つ
過去10年平均並みかやや上回る見込み
2019年01月09日 06:00
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スギやヒノキの花粉飛散量を予測する上で、飛散前年の花芽の着生状況(写真1、2)を確認する野外調査の結果は重要なデータとなる。Medical Tribune編集部では、今年(2018年)11月22日、千葉県富里市周辺において元東邦大学薬学部教授の佐橋紀男氏が実施した花芽の野外調査に同行。調査の結果、花芽が鈴なり状であるスギの枝も少なからず見られたが大半は小ぶりであり、来年の同地における飛散量は過去10年平均の飛散量(スギ・ヒノキ花粉合算で約6,500個/cm2/season、以下、個)と同程度かやや上回る見込みとされた。調査内容を現地の写真とともに紹介する。
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