メニューを開く 検索を開く ログイン

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 仲田和正(総合診療) »  脳梗塞の世界最新の総説

ドクターズアイ 仲田和正(総合診療) ドクターズアイ 仲田和正(総合診療)

脳梗塞の世界最新の総説

西伊豆健育会病院病院長 仲田 和正

 2019年01月22日 06:05
プッシュ通知を受取る

10名の先生が役に立ったと考えています。

 Lancet2018; 392: 1247-1256)に脳梗塞の総説がありました。世界最新の総説です。

 この数年、脳梗塞には驚くべき進歩がありました。これを読んでつくづく1次医療機関で悠長に造影CTやMRIは撮るべきではないと思いました。

 次の超重要ポイント6行だけ暗記してください。

「脳卒中患者来院したら即座に単純CT、脳出血否定。MRIで時間無駄にするな!
症状からNIHSS 6点以上は全例 (ラクナ梗塞も) 4.5時間以内血栓溶解考慮
Early CT signから中大脳動脈(MCA)梗塞疑ったらASPECTS 6点以上は4.5時間以内血栓溶解ASPECTS 低点数は血栓溶解で脳出血リスク高い
造影CT、CT perfusion行いMCA近位血栓は血管内治療(stent retrieval)効果大なので6時間以内開始。Door-to-balloon time 目標30分!」

「脳梗塞」総説最重要点は下記12点です。

  • 脳MCA近位血栓は血栓溶解よりstent retrievalが圧倒的効果!!
  • 脳梗塞患者を症状からNIHSSで評価、6点(中等症)以上は全例血栓溶解考慮(NIHSS;関連リンク1参照)
  • 血栓溶解はアルテプラーゼ(tPA)を4.5時間以内に。tenecteplaseはより有効かも
  • 血管内治療は可能なら6時間以内、どんなに遅れても12時間、まれに24時間
  • 血管内治療はstent retrievalが標準、変法でEmboTrap、吸引も
  • MRIのDWI変化と、症状1時間継続は不可逆性梗塞と強く関連
  • MCA梗塞はearly CT signでASPECTS計算、6点以上は血栓溶解(ASPECT;関連リンク2参照)
  • 3次病院に予告・搬送、造影CT、CT perfusion準備、door-to-needle time 30分
  • 回復の連鎖(chain of recovery)でdoor-to-needle timeを短縮せよ!
  • 患者搬送にはMothership modelとDrip and ship modelがある
  • 3次病院では造影CT、CT perfusionなどからstent retrieval決める
  • 実験段階で音響血栓溶解、磁力促進血栓溶解、硫酸Mgの病院前使用など

…この続きを読むには、ログインまたは会員登録をしてください

コメント機能は会員限定サービスです。

ワンクリックアンケート

薬剤師は頼りになるパートナーか

ホーム »  連載・特集 »  ドクターズアイ 仲田和正(総合診療) »  脳梗塞の世界最新の総説

医学部予備校検索ガイド 医学部予備校検索ガイド

新規ご登録キャンペーン!
今、会員登録いただくと
もれなく500円分のポイント進呈!※医師限定(既にご登録済みの方は対象外)
本キャンペーンを適用するには
下記ボタンからご登録ください
もしくは下記コードを登録時にご入力

R08518535 有効期限:8月末まで