【Essay】これからの30年
川崎医科大学総合医療センター病院長/同大学特任教授 猶本 良夫
2019年03月17日 05:00
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これからの30年を予測するのは、簡単ではないといわれています。人工知能(AI)に代替されてなくなるもしくは現在の業務量が激減する職種や業種として、司法書士、税理士に代表される経理・財務・会計系の職種、また、秘書・アシスタント・一般事務系が挙げられています。一方でAIが進化する影響を受けて需要が高まると予想されるものとして、AIを制御・メンテナンス・導入サポートする職種、さらに、AIにはできない他者の気持ちをくむようなコミュニケーション能力や、他者に感動を与えられるような職業に携わる人は唯一無二の存在になれるとされています。また、デザイナー、美容師、理容師、パティシエ、料理人なども、同じくAIに影響を受けにくい分野と思われています。
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