胃がんで終末期の60歳代男性がオピオイドを拒否②

あなたはどう考える? 薬剤師の在宅ケーススタディ vol.3

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どんな対応が必要か考えてみよう!

Uさんのデータと処方は以下の通りです。今後、どのような対応をしていけばいいでしょうか?

●Uさんのデータ

年齢、性、介護度:60歳代、男性

身長、体重:175cm程度、40kg程度

既往症、病態:胃がん、イレウス、がん性腹膜炎、腸閉塞黄疸、食事摂取不良

家族:1人暮らし。近隣に娘と孫が住む

介護者、介護の内容・回数:輸液と体調確認のため1日1回の訪問看護

処方内容:

■Rp.1

エソメプラゾールカプセル20mg 1錠 1日1回

■Rp.2

オロパタジンOD 5mg 1錠 1日2回

■Rp.3

ブロチゾラムOD 0.25mg 1錠 1日1回

■Rp.4

ジフルプレドナート軟膏 適量 1日1~数回

■Rp.5

ジフェンヒドラミンクリーム ハッカ油入り 適量 1日1~数回

■Rp.6

10%尿素ローション 適量 1日2~3回

■Rp.7

ジクロフェナクナトリウム坐剤25mg 1錠 1日1回(疼痛時)

■Rp.8

ドンペリドン坐剤60mg 1錠 1日2回(嘔気時)

※(ビーフリード輸液、ヘパリンロックNa 100単位 医師より)

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