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COPD患者の骨粗鬆症に要注意! 有病率2倍

 2019年08月14日 16:00
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研究の背景:COPDでは慢性の全身性炎症が起こっている

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、たばこ煙などの有害物質に曝露することで生じる肺の炎症疾患と位置付けられていたが、2018年のガイドライン(『COPD診断と治療のためのガイドライン第5版2018』日本呼吸器学会)改訂でその定義から「炎症」という用語が削除された。これは、COPDの発症には炎症だけでなく小児期の発育不良、気道過敏性、アトピー素因、運動習慣の有無などの多因子が関与していることが明らかにされたためである。

 とはいえ、それでもCOPD患者においては全身性の炎症が起こっているのは事実である。COPDは羸痩、サルコペニアなどと密接にリンクしている。また、COPDによる慢性全身性炎症は栄養障害、骨粗鬆症、代謝性疾患、心血管疾患、抑うつなどと関連しているとされているが(PLoS Med 2010;7:e1000220)、骨粗鬆症との関連については、いまだに確たる結論が出ていない現状にある。

 2009年に一度システマチックレビューが行われたものの(Eur Respir J 2009;34:209-218)、COPDの患者背景が研究によってまちまちで、実施国が欧州に偏っており、COPDにおける骨粗鬆症の頻度は9~69%となんとも言えない結果が示されている。その後、COPDと栄養、体組成などに関するさまざまな研究が進み、COPDと骨粗鬆症に関するメタ解析が可能な水準に達した。

 今回のシステマチックレビューおよびメタ解析(Chest 2019年7月25日オンライン版)では、2つのクエスチョンが設定された。

①COPD患者における骨粗鬆症の有病率は?

②COPDにおける骨粗鬆症のリスク因子は?

 プライマリケア医や呼吸器内科医にとって非常に興味深いリサーチクエスチョンである。

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