どんな対応が必要か考えてみよう! ご本人も家族も「しっかりしているし、思うように過ごしたい」と考えているものの、多くの残薬が見つかりました。今後、どのような対応が考えられるでしょうか? ●Aさんのデータ 年齢、性、介護度:84歳、男性、要介護度2 現病歴:COPD、狭心症、逆流性食道炎、便秘症、老人性難聴 既往症、病態:胃がん、イレウス、がん性腹膜炎、腸閉塞黄疸、食事摂取不良 家族:2Kの集合住宅に一人暮らし。キーパーソンは近隣の市に居住している次女だが、仕事を持っているため、訪問日や時間に制限がある 介護サービスの利用内容、回数:訪問看護週2回、訪問介護週2回 処方内容: ■Rp.1 アムロジピンベシル酸塩錠2.5mg 1錠フロセミド錠10mg 1錠エソメプラゾールマグネシウム水和物カプセル 20mg 1錠 分1 朝食後 ■Rp.2 一硝酸イソソルビド錠(アイトロール錠) 20mg 2錠酸化マグネシウム錠(マグミット錠) 250mg 2錠 分2 朝夕食後 ■Rp.3 センノシド錠 12mg 2錠 分1 就寝前 ■Rp.5 チオトロピウム臭化物水和物カプセル 18μg 1カプセル 1日1回 ■Rp.6 オツエナクリーム※ 適量適宜 ※耳鼻科からの処方。成分はアミノ安息香酸エチル、dl-カンフル、流動パラフィン、黄色ワセリン、ハッカ油 次の記事:私たちはこう考える 前の記事:Aさんのエピソード