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熱論!タバコ問題 熱論!タバコ問題

 タバコ問題は決して過去の話ではない。現在でも病因の多くを喫煙が占め、タバコを吸い続ける患者ほど病状の悪化を招き、次の疾患にかかり、死期を早める。既知の確率通りにこれらの事象は起きている。単に、「タバコは健康に悪いからやめればいい」では解決しない問題なのだが、世にあふれる喫煙をめぐる議論はいつも表層的だ。議論が足りていない。私が言うことがいつも正しいとも思っていないし、正しさだけが重要なわけでもない。この連載が、議論を深めるきっかけになればと思う。

*編集部注:一般に「タバコ」は植物を指し、製品は「たばこ」と記されるが、本連載では製品を「タバコ」と記す。

第3回 :抗がん薬 vs. 禁煙、生存率を伸ばすのは?

 2019年10月21日 05:10
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12名の先生が役に立ったと考えています。

 今回のテーマに入る前に、米国では、電子タバコの使用によると思われる呼吸器疾患発症と相次ぐ死亡を受け、米疾病対策センター(CDC)や米食品医薬品局(FDA)などが調査に乗り出したことが話題になっている。電子タバコの使用と死亡との因果関係が明確にされていない段階ではあるが、幾つか断言できることはある。まずは、電子タバコ使用によって短期的に死亡することがありえるということ。ただし、両者の因果関係については慎重な検証が必要である。実は、より重要な問題は、その死亡が電子タバコによるものだとしても、その確率が高いかどうか(紙巻きタバコと比べて有意に低いかどうか)である。米・トランプ大統領がフレーバー添加の電子タバコの販売を禁止することを指示したようで、この連載記事が掲載されるころにはより詳細な報告書が出されているかもしれない。私は今回の死亡について、極度のヘビーユースや違法薬物添加などの変則的な使用が関連しているのではないかと推測しているが、まずは米国の報告書を待つこととしたい。

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