抗インフル薬バロキサビルをどう使う?
過度な使用は控えて
2019年12月20日 16:53
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11月上旬にインフルエンザの流行入りが発表された。昨シーズン(2018/19年)に爆発的に普及したインフルエンザ治療薬バロキサビル(商品名ゾフルーザ)は、1回の内服で治療できるという使い勝手のよさから、今年もその処方動向が注目されている。ただ、耐性ウイルスの出現への懸念から、その使用をめぐり関連学会での方針は統一されたものにはなっていない。同薬の発売当初から、耐性ウイルスの出現には注目すべきとしてきた感染症対策のエキスパートである川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦氏に、発生が高率に報告されている小児にどう使用したらよいかを聞いた(関連記事「バロキサビルの耐性ウイルス問題に見解」)。
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