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新型コロナ検査拡大しても病院は崩壊しない

医療のプロフェッショナルが社会に貢献すべき時である

東京脳神経センター整形外科・脊椎外科部長 川口浩

 2020年03月01日 05:00
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【編集部注】この記事は2月28日時点の情報に基づき執筆しています

医師が検査を依頼しても断られるケースが多い

「安倍総理が全国の小中高の臨時休校を要請した」「大手企業が全社員に自宅内テレワークを命じた」「米疾病対策センター(CDC)が世界的大流行(パンエピデミック)の懸念を表明した」...新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する情報があふれかえっている。国内外を問わずに社会的パニックがあおられ、社会・経済活動が過剰に脅かされている。

 最大の問題は「その背景になんの学術的根拠も存在しないまま、ただ目隠しをして怖がっている」ということである。一貫性のない世界保健機関(WHO)、日本政府・厚労省の方針は「その場しのぎの責任逃れ」と取られても仕方ない気がする。

 私には日本政府や厚生労働省の対応が理解できない。高熱と咳が続いている患者のみならず、それを診た内科医がRT-PCR検査を依頼しても、保健所に「検査対象のガイドラインを満たしていないので検査しない。海外渡航歴や感染者との濃厚接触の条件がそろっていなければ、医師が必要と診断しても検査を行わない」と断られているケースが多いと聞いている。保健所も悪者になってかわいそうである。

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