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患者の絶望と向き合う 患者の絶望と向き合う

第1回:その患者の問題は医学で解決できるかを見極めよ

がん研究会有明病院 腫瘍精神科 部長 清水 研

 2020年04月28日 05:00
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32名の先生が役に立ったと考えています。

 あなたがある乳がん患者の主治医だと仮定して、次の文章を読んでほしい。乳がん診療の経験がなくても全く構わないので、自身が過去に厳しい病状の患者と向き合った経験を思い出しながら読んでいただきたいと思う。

あなたはかなり進行した乳がん患者(Aさん)の主治医だった。Aさんはシングルマザーで、13歳の娘がいた。今まで化学療法を続けてきたが、現在の体力を考えると、これ以上の積極的な治療は適応ではないと考えられ、そのことを彼女に率直に告げた。しかし彼女は「まだ諦めるわけにいかない。娘を独りにはできないから次の薬を投与してください。治療ができないということは私にとって絶望でしかありません。」と切々と訴えた。

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