COVID-19流行時の脳卒中の特徴は?

パンデミック下の超急性期脳卒中管理

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

はじめに

 米・ニューヨーク市のMount Sinai Health Systemグループから若年性脳梗塞を来した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者5例(N Engl J Med 2020; 382: e60)が報告され、衝撃が走った。

 そこで今年(2020年)5月6日までに発表されたCOVID-19パンデミック時の脳卒中発症に関する報告をまとめ、その特徴を探ってみた。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

熊本市民病院神経内科。1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中でいろいろな活動を行っている。日本脳卒中学会・日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

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