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withコロナのために捨てるべき信仰 withコロナのために捨てるべき信仰

withコロナのために捨てるべき信仰②正解

東京慈恵会医科大学臨床検査医学講師 越智 小枝

 2020年07月10日 05:20
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64名の先生が役に立ったと考えています。

 今回の短期集中連載の第1回では、医療その他のあらゆる資源が欠乏する災害時には理想的な対応が困難であることを述べた(『withコロナのために捨てるべき信仰①正義』)。不足する資源を有効活用するために必要なことは、状況に応じた優先順位付けだ。当たり前のことだが、それは価値観や文化などにより異なるため、そこに「正解」はない。しかしEBM(evidence-based medicine)に慣れてきた私たち医療者は、しばしば困難な現場を「難しい症例」と同じように扱ってしまいがちだ。つまり、高度な専門的知識があれば正解が得られると、つい考えてしまうのである。

 それに加え、情報化社会を生きる私たちは、情報が「ない」ことに対してとても脆弱だ。今、分からないことがあると、多くの人はインターネットで検索する。検索することで正誤によらずなんらかの回答が返ってくるため、インターネットの世界で「分からない」ということ自体を知ることは難しい。つまり、未知・不可知のものほど、インターネット上の検索により「偽の正解」を得やすいということになる。今般の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは、偽情報・誤情報が混乱を引き起こす「インフォデミック」であるともいわれるが、これは多くの人が自分の納得する「正解」を求めて検索を続けた結果なのではないだろうか。

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