HIF-PH阻害薬の実力

CKD患者の腎性貧血治療に新たな選択肢

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 今年(2020年)6月、腎性貧血を適応症として低酸素誘導因子プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬のバダデュスタット(田辺三菱製薬、商品名バフセオ)とダプロデュスタット(グラクソ・スミスクライン、商品名ダーブロック)が製造販売承認を取得した。日本におけるHIF-PH阻害薬の承認は、アステラス製薬のロキサデュスタット(商品名エベレンゾ、適応は透析施行中の腎性貧血)に続く2、3剤目となる。東京大学腎臓・内分泌内科教授の南学正臣氏は「HIF-PH阻害薬は世界に先駆けて日本で臨床導入された薬剤。適正に使用し、大切に育薬することが重要」と述べる。(関連記事:「腎性貧血治療にHIF-PH阻害薬2剤が承認」

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