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未治療進行胃がんに対するSP療法の位置付けは変わるか?

 2021年01月07日 17:38
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研究の背景:4通りの変更パターンがあり、同等の治療効果が報告

 日本胃癌学会の『胃癌治療ガイドライン(第5版)』においては、HER2陰性進行再発胃がんに対する一次化学療法として、S1+シスプラチン(CDDP)の2剤併用療法(SP療法)が標準とされている。この標準レジメンにおいて、CDDP+「S-1 vs. カペシタビン」(XParTS Ⅱ試験)、S-1+「CDDP vs. オキサリプラチン」(G-SOX試験)という4通りの変更パターンがあり、おおむね同等の治療効果が報告されている。

 現時点では、CDDPの有害事象を避けるためにオキサリプラチンを好む医師が多いように思われる。一方、「S-1かカペシタビンか」については、まだ流動的な印象である。そうした中で2020年8月、過去の臨床試験データを基にデザインされた臨床試験として、3件の臨床試験結果が報告された。①S1+ドセタキセル②S-1+オキサリプラチン③カペシタビン+CDDP-の比較試験である。これら3通りのレジメンの成績を紹介し、今後のSP療法の位置付けについて考察する。

 なお、本稿では便宜上、レジメンの略称は、S1+CDDP:SP、S-1+オキサリプラチン:SOX、S-1+ドセタキセル:SD、カペシタビン+CDDP:XP、カペシタビン+オキサリプラチン:XLOXとした。

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