血圧の左右差は心血管リスクへの警告
臨床研究適正評価教育機構理事長 桑島巖
2021年01月26日 17:21
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〔編集部から〕上腕の収縮期血圧(SBP)値の左右差が5mmHgを上回ると、全死亡や心血管イベントなどのリスク上昇が認められたとする5万例超のメタ解析の成績が、Hypertension(2021; 77: 650-661)に掲載された。これまでもSBP値の左右差と予後の関連が報告されているというが、このような血圧左右差は、将来のリスクを適切に反映する指標となるのか。また臨床上、考慮すべきものであるのか。臨床研究適正評価教育機構(J-CLEAR)理事長の桑島巖氏に解説してもらった。(関連記事「"血圧の左右差"が死亡、心血管リスクに」)
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