アミロイドーシスの治療が進化、抗体医薬も

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 アミロイドと呼ばれる不溶性で線維状の異常蛋白が全身の臓器に沈着し、臓器障害を引き起こす全身性ALアミロイドーシス。アミロイド蛋白の沈着は、心臓、腎臓、肝臓、消化器、末梢神経など多臓器にわたり、心臓に病変を有する患者では不整脈や心不全を生じ、突然死に至ることもある。かつては、不治の病とされていた全身性ALアミロイドーシスも、初期のうちに診断されれば命が助かる時代になった。そして、多発性骨髄腫の治療に用いられる新規治療薬の使用に加え、近い将来、従来にはない作用機序を有する抗体医薬のダラツムマブ(商品名ダラザレックス、皮下注)の登場が期待されている。地域医療機能推進機構京都鞍馬口医療センター病院長の島崎千尋氏に全身性ALアミロイドーシスの特徴や症状、新薬への期待について聞いた。

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