高い統制感でストレスによる脳卒中リスク減

32カ国・2万5,000例超での検討

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研究の背景:大規模な国際集団でストレスと急性脳卒中リスクの関連性を検討

 心理社会的ストレスは、脳卒中の修正可能な危険因子と考えられている。現代人はストレスへの慢性および急性の曝露率が高いことから、ストレスは公衆衛生的介入の潜在的に格好なターゲットとなる。今回、大規模な国際集団において、心理社会的ストレスと急性脳卒中リスクとの関連性を解明し、両者の関連性において修正可能な要因を検討した研究INTERSTROKEを紹介する(JAMA Netw Open 2022; 5: e2244836)。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

済生会熊本病院脳卒中センター特別顧問。1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科、2022年より現職。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中でいろいろな活動を行っている。日本脳卒中学会・日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

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