適応外審査のブラックボックス、透明化を

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 がんの薬物療法では新しいエビデンスが次々に報告されるため、患者に最適な治療を提供するには適応外使用となるケースも少なくない。日本では適応外使用について医師による一定の裁量権が認められており、審査支払い機関に申請して了承されれば公的医療保険が適用となるものの、そのプロセスには不透明な部分も多い。近年、画期的な研究が相次いで報告され、至適レジメンの更新頻度が著しい乳がん薬物療法を例に取り、がん・感染症センター都立駒込病院外科(乳腺)・遺伝子診療科部長の有賀智之氏に適応外使用の現状と課題について聞いた。

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