暑い時間に注意!脳梗塞の引き金に

時間単位でリスクを検討

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研究の背景:既報は日単位で、時間単位の検討はなし

 これまでの研究で、気温が高い日(日単位の高温曝露)と虚血性脳卒中による入院および死亡との関連が実証されているが、気温が高い時間(時間単位の高温曝露)と急性虚血性脳卒中発症との関連は検討されていない。そこで中国の研究グループは、時間単位の一時的な高温曝露が急性虚血性脳卒中の発症に及ぼす影響について検討した(JAMA Netw Open 2024; 7: e240627)。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

済生会熊本病院脳卒中センター特別顧問。1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科、2022年より現職。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中で多彩な活動を行っている。日本脳卒中学会名誉会員、日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

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