TYK2阻害薬デュークラバシチニブの実力

乾癬の全身療法における第一選択に

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2022年11月、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症の治療薬として、経口チロシンキナーゼ(TYK)2阻害薬デュークラバシチニブ(商品名ソーティクツ)が発売された。尋常性乾癬に適応を有する経口薬としてはホスホジエステラーゼ(PDE)4阻害薬アプレミラスト(オテズラ、2017年3月発売)以来であり、乾癬治療のさらなる簡便化に注目が集まっている。デュークラバシチニブの臨床試験に関わった名古屋市立大学大学院加齢・環境皮膚科教授の森田明理氏に、同薬の特徴と乾癬診療の展望を聞いた。同氏によると、デュークラバシチニブは乾癬の全身療法における第一選択となりうるという(関連記事:「乾癬初のTYK2阻害薬、経口薬の選択肢拡大」)。

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする