2024年8月の医学カレンダー
日本医学教育学会、欧州心臓病学会、献血の日など
2024年8月
August
『虎列刺退治』
©下間正隆

| 1 | 木 | ・世界母乳の日 |
|---|---|---|
| 3 | 土 | ・1967年、公害対策基本法が公布 ・第7回日本腫瘍循環器学会(~4日、アクリエひめじ) |
| 6 | 火 | ・1881年、アレクサンダー・フレミング(リゾチームとペニシリンを発見した英国人細菌学者)が誕生 |
| 7 | 水 | ・鼻の日 ・1904年、武見太郎(第11代日本医師会会長)が誕生 |
| 8 | 木 | ・歯並びの日 ・1968年、札幌医科大学で日本初の心臓移植手術が行われる(和田心臓移植) ・2014年、西アフリカのエボラ出血熱流行について世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」であると宣言 ・第56回日本医学教育学会(~10日、帝京大学板橋キャンパス) |
| 9 | 金 | ・はり・きゅう・マッサージの日 |
| 10 | 土 | ・健康ハートの日 ・1998年、新潟市の会社でポットにアジ化ナトリウムが混入される事件が発生、10人が中毒に。その後模倣事件が相次ぎ、翌年アジ化ナトリウムが毒物に指定された |
| 11 | 日 | ・1823年、シーボルトがオランダ商館付き医師として長崎の出島に着任 |
| 13 | 火 | ・1810年、緒方洪庵が誕生 ・1904年、岡山医学専門学校教授の桂田富士郎が官報第6337号に日本住血吸虫を報告 |
| 14 | 水 | ・1935年、米国で社会保障法が制定 |
| 16 | 金 | ・2017年、水銀に関する水俣条約が発効 |
| 18 | 日 | ・健康食育の日 |
| 21 | 水 | ・献血の日 |
| 24 | 土 | ・1955年、西日本で発生していた乳児のヒ素中毒の原因が、乳児用粉ミルクに混入していたヒ素であると発表(森永ヒ素ミルク中毒事件) ・第39回日本乾癬学会(~25日、グランフロント大阪) ・第43回日本思春期学会(~25日、神戸国際会議場) |
| 25 | 日 | ・1894年、北里柴三郎によるペスト菌の発見がThe Lancetに掲載される ・1964年、千葉県習志野市の病院で死亡した患者がコレラに感染していたことが判明。国内18年ぶりの発生に |
| 26 | 月 | ・1910年、マザー・テレサ(ユーゴスラビア人修道女)が誕生 |
| 28 | 水 | ・汗の日 |
| 30 | 金 | ・第34回日本尿路結石症学会(~9月1日、国際医療福祉大学東京赤坂キャンパス ・欧州心臓病学会(ESC、~9月2日、英国) |
| 31 | 土 | ・1922年、江橋節郎(筋肉の収縮にカルシウムが関与することを発見し、カルシウムと反応する蛋白質をトロポニンと名付けた医師)が誕生 |
Medical Tribune編集部からのコメント
8月のイラストは、1886年(明治19年)に描かれた「虎列刺(ころり、コレラのこと)退治」がモチーフとなっています。描かれている怪獣は虎(こ)、狼(ろ)、狸(り)が合体した姿をしており、衛生隊が消毒薬を噴射している様子が描かれています。カレンダーの項目にもあるように、1964年の8月25日に国内18年ぶりのコレラ患者が千葉県習志野市で発生し、大きな混乱をもたらしたとのこと。人類が昔からコレラと戦ってきた様子が思い浮かびます。
さて8月の記念日で注目されるのは、同じく25日の「北里柴三郎によるペスト菌の発見がThe Lancetに掲載される」ではないでしょうか。7月3日から発行された新千円札に描かれた北里柴三郎は破傷風の培養と治療法の開発で有名ですが、当時ペストが流行する香港に到着後、わずか2日でペスト菌を発見したという伝説も残しています。彼の偉業に着目したこちらの記事「毒ヘビの抗毒血清研究と北里柴三郎」もぜひご一読ください。
7月のイラストのモチーフは祇園祭でした。隠されていた"何か"は、①薬剤耐性菌の球菌と桿菌(左上、第39回日本環境感染学会と関連)、②7月に咲く朝顔(右上)―でした。8月のイラストもお楽しみください!
Profile
下間 正隆(しもつま まさたか)
日本赤十字豊田看護大学看護学部教授、インフェクションコントロールドクター。1982年、京都府立医科大学卒業。現在は日本赤十字豊田看護大学に勤務。著書に『イラスト祇園祭』(京都新聞出版センター、2014年)、『イラストみんなの感染対策』(照林社、2016年)、『イラスト京都御所』(京都新聞出版センター、2020年)、『カラーイラストで学ぶ新型コロナの感染対策』(金芳堂、2021年)など。近著に『イラスト二条城』(京都新聞出版センター、2024年)がある。
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