片頭痛、心疾患に共通の新たな治療標的とは

米・循環器内科医のレビューより

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レビューの背景:卵円孔開存症は片頭痛と関連

 卵円孔開存症(patent foramen ovale:PFO)は、片頭痛の発症と関連があるといわれている。今回、素因を有する人において、PFOが片頭痛の他、冠攣縮性狭心症、たこつぼ型心筋症の発症に関与しているという米国の循環器内科医による症例を提示してのレビューを紹介する(Cardiol Clin 2024; 42: 559-571)。

橋本 洋一郎(はしもと よういちろう)

済生会熊本病院脳卒中センター特別顧問。1981年鹿児島大学医学部卒・熊本大学第一内科入局、1984年国立循環器病センター、1987年熊大第一内科、1993年熊本市民病院神経内科、2022年より現職。専門は脳梗塞、頭痛、禁煙支援、リハビリテーション、医療連携。急性期病院の医師として脳卒中診療ネットワーク構築の中で多彩な活動を行っている。日本脳卒中学会名誉会員、日本頭痛学会・日本禁煙学会の理事。

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