がんゲノム医療、駒込病院の工夫とは?

独自報告書を作成し、エキスパートパネルで全てのバリアントを再検討

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2019年6月にがん遺伝子パネル検査を用いたがん包括的ゲノムプロファイル検査が保険適用となり、がん治療は個別化医療の時代に突入した。がん・感染症センター都立駒込病院は、同年9月にがんゲノム医療における「拠点病院」の指定を受け、既に200例を超える患者にがん遺伝子パネル検査を実施している。また、検査により検出された遺伝子異常に合致した治療方針の検討を行う会議であるエキスパートパネルを定期的に開催し、遺伝子変化の生物学的意義付けや個々の患者に適した治療薬の検討を行っている。同院におけるがんゲノム医療の特徴と現状について、同院遺伝子診療科部長の山口達郎氏ら4氏に聞いた。

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