培養液・培養器の進化が妊娠率向上に直結!

タイムラプス培養器の保険適用が望まれる

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株の感染拡大にSARS-CoV-2ワクチンの集団接種、東京オリンピック・パラリンピック開催に関連した議論の紛糾―。ワクチンの普及が遅れている日本では、こうした事案への対応に追われる状況が続く中、置き去りにされていないか懸念されるのが不妊治療に対する公的医療保険適用の問題だ。来年(2022年)4月の適用開始だけが決まり、徐々に期限が差し迫っている。全ての医薬品や医療機器、手技などが保険適用となるかは不明であり、結果として妊娠率低下につながりかねないという指摘もある。とりわけ、妊娠率の向上に深く関わる培養液および培養器に対する保険適用の行方は気になるところだ。桜十字渋谷バースクリニック(東京都)院長の井上治氏に、不妊治療成功の鍵を握る培養液および培養器を中心に、不妊治療の最前線について聞いた(関連記事「withコロナ時代の不妊治療」)。

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