かつてない速さと規模で感染が拡大している新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株のオミクロン株。新規感染者数は全国的に減少し始めてきているが、重症者数や死亡者数は増える傾向が続いている。がん・感染症センター都立駒込病院は、東京都で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の対応の中核を担っており、SARS-CoV-2発生初期から積極的に患者の治療に取り組んできた。同院感染症部長で政府の専門家会議構成員も務める今村顕史氏に、この未曾有の危機にどう対応すべきか、オミクロン株の特徴を踏まえた効果的な対応策や収束の見通しなどについて聞いた。 <!-- .frame-wrapper__video { position: relative; width: 100%; height: 0; padding-bottom: 56.25%; overflow: hidden; margin: 30px auto; } .frame-wrapper__video iframe { width: 100%; height: 100%; position: absolute; top: 0; left: 0; } -->