術前ニボルマブ+化学療法が著効:第Ⅲ相CheckMate-816
切除可能NSCLC
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| 伊藤 宏之 氏 | 田中 希宇人 氏 | |
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〔編集部から〕先月(2022年4月)25日、抗PD-1抗体ニボルマブの販売元である小野薬品工業は、切除可能な非小細胞肺がん(NSCLC)に対する術前療法としての同薬と化学療法との併用療法について、国内での適応拡大申請を行ったと発表した(関連記事「ニボルマブ+化学療法、NSCLC術前療法で国内承認申請」)。 この申請は、切除可能なNSCLC患者の術前療法として、ニボルマブ+化学療法の有効性および安全性を化学療法単独と比較した第Ⅲ相国際多施設共同非盲検ランダム化比較試験CheckMate-816の結果に基づくもの(関連記事「切除可能NSCLCへの術前ニボルマブ併用が著効」)。複数のがん専門医の視点による解釈をご紹介する本企画の第8回では、N Engl J Med誌に掲載された同試験の結果に関する論文について、田中希宇人氏と論文の共同著者で神奈川県立がんセンター呼吸器外科部長の伊藤宏之氏に解説いただきました。ぜひご一読ください。
【論文名】Neoadjuvant Nivolumab plus Chemotherapy in Resectable Lung Cancer
NSCLC患者の約20~25%は切除可能と診断されるが、治癒切除術施行例の約30~55%が再発し、最終的には死に至っている。また切除可能NSCLC患者に対し、術前療法または術後療法として化学療法を施行することで予後の改善が示されているものの、手術単独に比べて5年生存率の改善はわずか5~6%ポイントであり、さらに予後を改善できる治療法が求められていた。そのような中、早期試験の段階においては、切除可能NSCLCの術前療法として、化学療法とニボルマブの併用投与により有望な成績が示されていた。第Ⅲ相試験での有効性および安全性の検証を目的として計画・実施されたのがCheckMate-816である。
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