NSCLC術後補助療法としてのアテゾ、日本人サブ解析は? 第Ⅲ相試験IMpower010 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 釼持 広知 氏 田中 希宇人 氏 先生方のプロフィールはこちら 〔編集部から〕複数のがん専門医の視点による解釈をご紹介する本企画。第10回は、Cancer Sci誌に掲載された、完全切除された非小細胞肺がん(NSCLC)患者における術後化学療法後の補助療法としてのアテゾリズマブ投与を検証した第Ⅲ相試験IMpower010の日本人サブ解析の結果に関する論文について、田中希宇人氏と論文の筆頭著者で静岡県立静岡がんセンター呼吸器内科医長の釼持広知氏に解説いただきました。ぜひご一読ください。 【論文名】Adjuvant atezolizumab in Japanese patients with resected stage IB-IIIA non-small cell lung cancer (IMpower010) 【出典】Cancer Sci 2022年9月5日オンライン版 IMpower010は、ⅠB~ⅢA期の完全切除済みNSCLCで術後化学療法を施行した患者を対象に、術後補助療法としての抗PD-L1抗体アテゾリズマブの有効性と安全性をベストサポーティブケア(BSC群)を対照に検証した国際第Ⅲ相ランダム化比較試験である。2021年の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2021)では、主要評価項目であるPD-L1発現1%以上のⅡ~ⅢA期の患者集団における無病生存(DFS)の有意な延長が示され、大いに注目された(関連記事「術後補助アテゾ、切除済みNSCLCに著効」)。今回の釼持氏らの報告では、同試験の日本人サブ解析の結果が報告された(関連記事「NSCLC術後アテゾ、アジア人の成績は?」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×