外科診療が抱えるさまざまな課題を、国連の2030年までに達成すべき持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals;SDGs)になぞらえて、第124回定期学術集会(4月18~20日)のテーマを「わが国の資源で持続可能な外科診療を考える」とした日本外科学会。第124回定期学術集会会頭を務めた名古屋大学大学院消化器外科学教授で同大学病院院長の小寺泰弘氏(現・国立病院機構名古屋医療センター院長)に、外科医不足の問題とその対策、今後の外科診療などについて聞いた。(関連記事「なぜ外科志望者数は伸びないのか? 学会が再考 」「優秀な外科医たるもの、〇〇であれ」「群大肝胆膵外科、信頼回復への軌跡」)